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【競泳】萩野が柔道・羽賀らと強さの秘密を公開

東スポWeb 8月13日(土)1時6分配信

【ブラジル・リオデジャネイロ12日発】リオ五輪でメダルを獲得した競泳の萩野公介(21=東洋大)、金藤理恵(27=Jaked)、羽賀龍之介(25=旭化成)の3人が、同地のジャパンハウスでメダリスト会見を行った。

 400メートル個人メドレーで金メダル、4×200メートル自由形リレーで銅メダル、200メートル個人メドレーで銀メダルと複数のメダルを獲得した萩野は「全力を出し切ったし、まだまだ実力不足だと思った。4年後はもっと強くなろうと思った大会でした」と振り返った。その上でそれぞれのメダルには異なる価値があることを強調した。

「400メートルの金メダルは自分の目標だったので取れてよかった。銀メダルの時は『マイケル・フェルプス選手はさすが』と思わされたし、銅メダルは4人で取ったものなので、うれしかった。それぞれのメダルに良い思いが詰まっている」

 競泳女子200メートル平泳ぎで金メダルを獲得した金藤は「タイムには納得いっていないが、喜んでくれる人がたくさんいてうれしい」と笑顔を見せた。「4年後は競技者としては考えられない」と語り、まずはワールドカップを目指すつもりだ。

 それにしても、ここまで競泳陣がメダルを量産できるのはなぜか。そのカギは五輪開幕前の選手ミーティングにあった。

「選手だけでミーティングをやったんです。そのときに松田(丈志)さんが『自分たちは戦う集団だから』という趣旨の話をして、みんながピリッと引き締まった」と萩野が明かす。

 それ以降、選手一人ひとりが「自分がどう行動すればいいか」との自覚が芽生えたという。

 一方の柔道は、井上康生監督(38)の下、「チームの士気が高かった」と羽賀が証言する。
「ロンドン五輪と違うのは、井上監督に恩返ししたいという思いで、みんなが一丸になっていたからです。だからこそ、男子は僕までみんなメダルを獲得できた。『自分だけメダル取れなかったらどうしよう』というプレッシャーがありましたが、3位決定戦のときは逆に取ってやろうと思った」

 競泳とは競技は違えど、それぞれにモチベーションの高まりがあったわけだ。

 そんな激闘を終えた3人は「今、食べたいもの」を問われると、金藤が「フルーツタルト」、羽賀が「断っていたビール」と淡々と答えたのに対し、萩野は「ラーメンです!(海外遠征で)5月末から食べていないので、そろそろ精神的におかしくなる」と深刻そうに答え、会場の笑いを誘った。

最終更新:8月13日(土)1時6分

東スポWeb