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“タトゥー温泉”実現する? 温浴施設が逆転の発想「議論深めたい」

withnews 8月17日(水)7時0分配信

 「刺青を入れた方はお断りします」。そんな注意書きを掲げる入浴施設は、数多く存在します。一方、逆転の発想で、タトゥーを入れた人を対象にした期間限定イベントを検討する施設も現れています。

【画像】タトゥー、彫り師の現場「針は使い捨て」 恋人の名前はお断り

過半数が「刺青お断り」

 昨年10月の観光庁の調査によると、全国のホテル・旅館のうち、刺青を入れている人の入浴を断っている施設が約56%、断っていない施設が約31%、シールで隠すなどの条件付きで許可している店が約13%ありました(アンケート対象3768施設、うち581施設が回答)。

 断る経緯としては、「風紀衛生面で自主的に」が約59%、「業界・地元事業者で申し合わせ」が約13%、「警察・自治体などより要請または指導」が約9%を占めています。

 昨年日本を訪れた旅行者は、過去最多の1973万7千人。政府は2020年までに4千万人へ倍増させることを目標に掲げています。

観光庁も対応事例まとめる

 タトゥーをめぐる文化摩擦が観光政策上の懸念材料として浮上するなか、観光庁は今年3月、入浴施設側の外国人旅行者への対応について留意点と対応事例をまとめました。

 (1)シールなどで刺青部分を覆うなど、一定の対応を求める。
 (2)入浴する時間帯を工夫する。
 (3)貸し切りの露天風呂などを案内する。

 観光庁観光資源課の担当者は「海外にはファッションや風習で刺青を入れている人も多いが、日本ではヤクザや暴力団のイメージが強く乖離がある。温泉という日本の伝統文化を、外国人観光客にもできるだけストレスなく楽しんでもらえたら」と話しています。

シールで隠せばOK、試験導入

 では、実際の温浴施設の現場は、タトゥーとどのように向き合っているのでしょうか。

 さいたま市の「おふろcafe utatane」では、タトゥーをシールで隠すことを条件に、昨夏から試験的に入浴を認めています。

 統括支配人の宮本昌樹さん(30)と、おふろcafeをはじめ3つの温浴施設を経営する「温泉道場」のメディア事業部長、野村謙次さん(39)に話を聞きました。

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最終更新:8月17日(水)7時0分

withnews

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