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メッシ、引退撤回! 「外から批判するのではなく、内側からアルゼンチンを助けたい」

ISM 8月13日(土)11時41分配信

 現地時間12日(以下現地時間)、6月のコパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権100周年記念大会)後、自分にとっての代表は終わったと述べ、アルゼンチン代表から退く意向を示していたFWリオネル・メッシ(29)が、その発言を撤回した。様々な問題よりも代表への「愛情」が勝ったと述べている。

 コパ決勝でPK戦の末にチリに敗れ準優勝に終わったアルゼンチン。主将のメッシはPK戦で1番手を務めたが、キックはクロスバーを大きく越えて失敗。所属先のバルセロナ(スペイン)では実質すべてを手にしてきたメッシだが、フル代表では同大会を含めて4度国際大会の決勝に進出しながらいずれも優勝に手が届かず、試合後に涙を流して悔しさをあらわにしていた。

 メッシは12日に発表した声明で「決勝の夜は様々な思いが胸に押し寄せ、真剣に引退を考えた。でも、アルゼンチンと代表ユニフォームへの愛情の方が勝った」「アルゼンチンサッカーには解決すべき問題が多いが、自分はそれを外部から批判するのではなく、内側から助けたい」「自分が問題の中心となることは望まない。自分がしようとしてきたことは常にその逆であり、できる限りの方法で役に立つことだ」と、代表復帰への決意を示した。

 メッシが語る「解決すべき問題」の1つは、AFA(アルゼンチンサッカー協会)が抱える問題だ。同連盟では汚職や管理・運営面でのトラブルが発生しており、FIFA(国際サッカー連盟)設置の正常化委員会のもと、立て直しを図る状況にある。

 メッシの代表引退表明はアルゼンチンのみならず世界中にショックを与え、同国のファンから大統領に至るまでが同選手の翻意を願ってきた。アルゼンチン代表のエドガルド・バウザ新監督もメッシの説得に向け、10日にスペイン入りしていた。

 メッシは「アルゼンチン代表でのプレーを続けてほしいと言ってくれた人々に感謝したい。早く彼らを喜ばせることができればいいと思う」とも述べている。

 バウザ新監督はこの声明から数時間後、2018年W杯南米予選に向けたメンバーを発表。メッシもそのなかに含まれている。(STATS-AP)

最終更新:8月13日(土)11時41分

ISM