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女子サッカー界No.1の米国、メダル圏内にも届かず… GKソロ「スウェーデンは臆病者」

ISM 8月13日(土)13時56分配信

 現地時間12日(以下現地時間)に行なわれたリオ五輪女子サッカー準々決勝で、スウェーデンと1対1で規定時間を終了し、PK戦の末に3対4で敗れた米国。優勝の大本命がメダル圏内にも届かないという番狂わせが生じた試合後、米代表GKホープ・ソロは相手チームを「臆病者」と批判した。

 FIFA(国際サッカー連盟)ワールドランキング1位の米国にとって、メダルなしに終わる五輪は今大会が初めて。ソロは試合後「私たちは勇敢に戦ったと思う。相手は臆病者の集団だった。今日の試合では、強かった方が勝てなかった。私は心の底からそう感じている」とコメントし、スウェーデンのピア・スンドハーゲ監督から「勝てれば、臆病でも構わない」「彼らは攻撃面で上回ったが、我々は守備で上回った」とやり返されていた。

 試合ではスウェーデンが61分に先制。米国はアレックス・モーガンのゴールで77分に追い付いたが、規定時間内のスコアはそれ以上動かなかった。

 ソロは「臆病者」と述べた理由について「スウェーデンは戦いを止めた。オープンにプレーしようとせず、パスも出したがらなかった。最高のサッカーをしようとしていなかった」と語っている。

 試合直後の同選手がイライラしていたのは、もちろん敗退が大きな理由だが、地元ブラジルの観客から執拗に“ジカ熱野次”を飛ばされていたことも一因かもしれない。

 主に蚊によって媒介される「ジカウイルス感染症(ジカ熱)」の広がりが懸念されていた五輪開幕前、ソロは蚊よけネットをかぶり、殺虫剤を手にした自身の画像を写真・動画共有アプリ「インスタグラム」上に投稿。これがブラジルの人々の感情を刺激し、同選手は現地入りしたときから「ジカ! ジカ!」と野次られていた。ソロはブラジル入りした際に謝罪を口にしていたが、“ジカチャント”が止むことはなく、スウェーデン戦でもボールに触れるたびに野次を飛ばされていた。

 なお、ソロはツイッター上で「負けるなんて最悪」「自分のプレーはひどかった」と自責の念を綴っている。

 女子サッカーではスウェーデンのほか、ブラジル、カナダ、ドイツが4強に進出。16日にブラジルとスウェーデン、カナダとドイツが対戦する。(STATS-AP)

最終更新:8月13日(土)13時56分

ISM

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