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【サッカー】東京五輪監督に「名波浩」浮上

東スポWeb 8月13日(土)6時3分配信

【ブラジル・サルバドル11日(日本時間12日)発】東京五輪の監督にダークホースが急浮上だ。リオデジャネイロ五輪サッカー男子1次リーグ最終戦(10日=同11日)でスウェーデンに1―0で勝利した手倉森ジャパンは、1勝1分け1敗で勝ち点1及ばずに敗退が決まった。すでに手倉森誠監督(48)の退任は既定路線で注目は新監督人事だ。Jリーグで屈指の実績を誇る広島の森保一監督(47)が本命視されるなか、国際経験や知名度などから磐田の名波浩監督(43)を推す声も強まっている。

 スウェーデン戦に1―0で勝利したものの、2位コロンビアに勝ち点で及ばなかった。手倉森監督が「歴史を変える」とロンドン五輪4強超えを宣言したが、無念の1次リーグ敗退。初戦でナイジェリアに敗れた影響は大きく、エースMF南野拓実(21=ザルツブルク)も「初戦がすべて。勝って終わっても自力で突破できないのは初戦の負けが響いたから」と肩を落とした。

 ロッカールームでは選手にメッセージを送りながら涙を見せたという指揮官は「運命は受け止めないといけない。目標に到達できなかったのはファンに申し訳ない。ただ(五輪に)出ることも危ぶまれたチームが世界を経験した。これは日本サッカー界にとっての財産になる。ロシア(W杯)にこのメンバーが加わっていければ」と語った。

 2014年に発足した手倉森ジャパンは幕を閉じた。日本サッカー協会との契約が31日までの手倉森監督は「ゆっくり休んでから考える」と今後の去就については明言を避けたが、田嶋幸三会長(58)は兼任するA代表コーチの契約があり「残っていただく方向と聞いている」と代表スタッフとして協会に残留する可能性を示唆した。

 しかしA代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(64)とは指導方針をはじめ、五輪軽視の姿勢やオーバーエージ(OA)を巡る人選で衝突。さらにA代表監督から私生活に関する干渉まで受けるなど、両者の関係は完全に冷え切っている。五輪の成績不振の責任を取る形で、手倉森監督は協会から去ることが濃厚だ。

 そこで注目されるのが、メダル獲得が至上命令となる4年後に向けた後任探し。田嶋会長は「(東京五輪世代となる)U―19の(アジア)予選(10月、バーレーン)もある。技術委員会が考えてくれている」との方針。西野朗技術委員長(61)は7月上旬に次期五輪代表監督の選定に向け「ちょうど話し始めたところ」とし、これから議論を本格化させていく。

 東京五輪に臨む新チームの立ち上げは、万全の準備を整えるため通例より半年ほど前倒しする予定。来年5月のU―20W杯(韓国)後の来夏や来秋のタイミングとなりそうだが、すでに新指揮官の最有力候補に挙がっているのは4年間で3度のJ1優勝を果たした広島の森保監督だ。

 実績は日本人監督で随一。昨年のクラブW杯では世界3位に躍進し、ユース年代の日本代表コーチも務めるなど育成手腕にも定評がある。ただ、守備的な戦術やアジアチャンピオンズリーグを軽視するような戦いぶりに疑問を呈する声も多く、他の指導者を推す意見も協会内にはある。

 そこで急浮上するのが名波監督だ。2015年に指揮するJ2磐田の主力が大量流出する中でチームをJ1に昇格させ、今季も健闘中。さらにA代表入りしたMF小林祐希(24)をはじめMF川辺駿(20)など若手をブレークさせた。現役時代には日本代表の10番を背負い、イタリア1部ベネチアでもプレーするなど国際経験も豊富だ。

 また、さわやかなルックスやテレビ解説などで人気、知名度ともに抜群。東京五輪の顔としても適任という声は多い。果たして、名誉ある大役を託されるのは誰になるのか。

最終更新:8月13日(土)6時8分

東スポWeb

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。