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【柔道】100キロ超級・原沢が銀メダル獲得 絶対王者リネールに会場ブーイング

東スポWeb 8月13日(土)6時24分配信

【ブラジル・リオデジャネイロ12日(日本時間13日)発】惜しかった! 柔道男子100キロ超級決勝で原沢久喜(24=日本中央競馬会)がロンドン五輪金メダルのテディ・リネール(27=フランス)に優勢で敗れ、銀メダルとなった。

 リネールは序盤からまともに組み合わず、原沢に柔道をさせない。試合開始わずか10秒で原沢に「指導」がいく最悪の展開だ。絶対王者の圧力はすさまじく、1分には2度目の「指導」。不利な流れの中、原沢は真っ向勝負を挑み、果敢にリネールの奥襟を取りにいった。

 だが、リネールは原沢の組み手争いにつき合わない。なぜか王者には「指導」がいかなかったが、残り33秒でようやくリネールに「指導」。原沢は最後に猛攻を仕掛けたが、王者に巧みに逃げ切られた。

 それでも試合終了と同時に、真っ向勝負を避けたリネールに対して観衆が大ブーイング。原沢の健闘ぶりを示す結果となった。

 ニッポン柔道伝統の100キロ超級では、前回ロンドン五輪に続くV逸となったが、原沢はまだ24歳。リネールも決勝を含めて以前ほどの強さを示せなかっただけに、4年後のリベンジを期待させる銀メダルとなった。

【プロフィル】はらさわ・ひさよし 1992年7月3日生まれ。山口県出身。6歳から柔道を始め、早鞆高から日大。JRA所属後の昨年の全日本選手権で初優勝。さらに国際大会で破竹の7連勝を飾り、一気にリオ五輪代表の座をつかんだ。得意技は内股。191センチ、125キロ。

最終更新:8月13日(土)10時45分

東スポWeb