ここから本文です

“泣き歌の貴公子”林部智史「恋愛禁止」自ら課したワケ

東スポWeb 8月13日(土)10時4分配信

 デビュー曲「あいたい」がロングヒットしている“泣き歌の貴公子”林部智史(28)が“第2の故郷”北海道・礼文島で10日に行われた夏祭り「海峡祭」に参加し、凱旋ライブで礼文島民から大きな拍手をもって迎えられた。ライブから一夜明けた11日、本紙は礼文島から稚内に向かう船上で林部を単独キャッチ。大海原のど真ん中でインタビューを敢行した。

 11日朝の礼文島・香深港。多くのメディアに取り上げられ、名物となった歌と踊りでの「お見送り」の中、フェリーは稚内に向けて出航した。

 前日、礼文島の夏祭りで「あいたい」など7曲を歌った林部は「一番来たくても来られなかったのが礼文島でした。こうやって礼文に来られたことで、気持ち的にも本格的にスタートできるのではないかなと思います」と水平線の彼方にかすかに見える礼文島を見ながら話した。

 林部は山形県出身だが、「歌手・林部智史」が生まれるキッカケは、礼文島だった。

 今から6年前の2010年。心のバランスを崩し引きこもり生活をしていた林部は、一念発起して自分探しの旅に出た。まず最初に降り立った礼文島ではホテルに住み込みでバイトをしていたが、「その歌声で歌手にならないのはおかしい」と叱咤激励され、歌手の道に進むことに決めた。

 新たな目標ができた林部は都内の音楽専門学校に新聞奨学生制度を利用して通い、首席で卒業。昨年、テレビ東京系「THEカラオケ★バトル」で年間王者に輝き、今年2月に「あいたい」でデビューした。

 クリスタルボイスと称される透き通った林部の歌声で歌われる「あいたい」は“今もっとも泣ける歌”として話題となり、現時点で有線放送全国ランキングに9週連続でトップ10入りするほど。さらにヒットさせるべく、林部はアイドルではないが、自分自身に“恋愛禁止”を課しているという。決して女性人気を得たいからという“よこしま”な気持ちではなく、すべては歌を聴いてくれる人たちのためというストイックさからだ。

「恋愛は自分の中で禁止しています。僕が一番こだわっているのが『あいたい』の歌詞に、特定性を与えないこと。聴いてくださる皆さんが『林部はあの人を思って歌っているんだ』と頭の中にちらつかないように。皆さんが、それぞれ会いたい人に思いをはせられるようにです。(女性からもらったと勘違いされないように)アクセサリー類も全部外しました。自分で買っているんですけどね。別に禁煙みたいな(強制的な)感じではなく『あいたい』を歌う人として当たり前かな、と思います」

「僕はこの曲を信じており、もっともっと飛躍すると思います」と「あいたい」のさらなる大ヒットに自信を見せる林部。「今回、礼文でこうやって背中を押していただき、本当に力をもらいました」と話す“泣き歌の貴公子”の快進撃が始まりそうだ。

最終更新:8月13日(土)10時4分

東スポWeb

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。