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工藤監督「僕のせい」 ホークス2安打 今季最少タイ 6回ランエンドヒット裏目

西日本スポーツ 8月13日(土)12時4分配信

 低空飛行を続けるホークス打線は、千葉でも浮上の兆しを見せなかった。防御率1点台の石川に今季最少タイの2安打と手玉に取られ、今季8度目の零封負け。「裏目に出ちゃったね。僕のせい」。工藤監督が振り返ったのは、勝敗を分けた6回の攻防だった。

 5回まで石川の前にノーヒット。流れが変わったのは、想定外の「セミ」の来訪だった。6回1死から川島に4球目を投げ、石川はタイムを要求。左足を踏み出す位置の近くにセミが居座ったためだ。球審が取り除いて再開した後の5球目、チーム初安打の三塁内野安打が生まれた。

 この内野安打は相手失策も誘い、川島は一気に二塁へ。ここで流れが止まった。川島は中村晃の左前打にも判断ミスで三進せず、柳田はフルカウントから見逃し三振。ランエンドヒットのサインでスタートを切った川島は三塁タッチアウトの憂き目にあった。

 「三振ゲッツーはないと思った」。柳田が凡退すれば2死二、三塁、安打が出れば1点先制しさらに一、三塁。工藤監督が描いた青写真とは全く違う結果だった。「打たなきゃ打たなきゃ、という心理状態。何も考えず打ちにいくため、なるべく動いた方がいいのかな、と」。そのもくろみは外れた。

 打線は完全に夏バテ状態。石川にはこの試合前まで2戦2勝だったが、防御率2・35と打ち崩せていたわけではない。2試合続いた「1番柳田」を元の3番に戻し、3番を打っていた中村晃を今季初の2番へ。ただ、どの球種の精度も高かった石川の前に零敗だ。

 「悪いときに全て変えればいいわけではない。選手も、どうにかするぞ、と思ってやっている。結果として出るまで、耐えなくちゃいけないのかな、と思う」。動いても戻しても結果は出なかった。工藤監督のもどかしさが、スコアボードににじんでいる。

西日本スポーツ

最終更新:8月13日(土)12時4分

西日本スポーツ

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