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人間の記者はもう不要?ワシントンポストのリオ五輪報道でアルゴリズム活躍

ニュースイッチ 8月13日(土)11時28分配信

データから競技の結果記事など作成、大統領選の報道にも

 米国を代表する有力紙のワシントンポストが、リオデジャネイロ・オリンピックの一部の報道に「ロボット記者」ともいわれる記事作成アルゴリズムを使いだした。自社開発の「ヘリオグラフ(Heliograf)」というソフトウエアで、競技データをもとに個別競技の結果を伝える短い記事を素早くまとめることができる。今後、大統領選挙報道にも使われる予定だという。

 ワシントンポストによれば、これまでの五輪報道では多数の記者が長時間にわたって大量の記事を書く必要に迫られていた。それに対し、ソフトウエアを使えば、単純な仕事から記者を解放し、結果を素早く速報できるうえ、より踏み込んだ分析記事や独自報道などに人間の記者や編集者を割り当てられると、その利点を強調している。

 ヘリオグラフは個別の競技結果のほか、競技スケジュールや国ごとのメダル獲得数などの原稿作成に使われ、そうした記事は同紙のライブブログやツイッター、フェイスブック・メッセンジャー、さらにアマゾンの音声アシスタント「アレクサ(Alexa)」でのニュース配信などに役立てられている。

 オンラインメディアのデジタル・トレンドの取材によれば、ワシントンポスト紙では記者など約12人をリオ五輪に送り込み、それより多い人数がワシントンのニュースルームで五輪をカバー。速報などはアルゴリズムに任せ、人間は人間にしか書けない深みのある記事を書くようにしているという。

最終更新:8月13日(土)11時28分

ニュースイッチ

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