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<米軍ヘリパッド>警察、建設反対の車だけ足止め 市民「思想信条で差別するのか」

沖縄タイムス 8月13日(土)13時15分配信

 東村高江周辺の米軍ヘリパッド建設に絡み、警察が12日午前、県道70号で一般車を通した後、建設反対のプラカードを掲げた車を45分間足止めした。現場にいた市民は「思想信条で差別するのか」と猛抗議した。

 警察はこの日も北部訓練場メインゲートからヘリパッド建設予定地N1地区に続く区間を通行止めにした。その間に、建設資材の砂利を積んだダンプが予定地に向かった。

 その際、足止めされた車列の中から「友人に会う」「畑に行く」と告げた2台を例外的に対向車線に出して通した。続いた3台目が「たかえをこわすな!」と書いたプラカードを掲げると、通行を止めた。

 運転していた福岡市の教員の女性(40)は「警官には何も聞かれていない。もちろんこれから抗議行動をするとも言っていないのに、通行の自由を奪われた。砂利は大事に護衛され、私たちの人権はないがしろにされている」と怒った。

 ドライブで通りがかったうるま市の男性(58)も足止めに遭い、「国家権力でやりたい放題。説明すらしない」とあきれた。

 県警は本紙の取材に対し、「先の交通環境が変化すれば後続車両の停止を求めることはある。抗議行動参加車両だけを止め、一般車両だけ通行させることはない」と話している。

最終更新:8月13日(土)17時50分

沖縄タイムス