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松山聖陵監督は沖尚Vナイン 荷川取監督「次こそ1勝を」

沖縄タイムス 8月13日(土)20時0分配信

 沖縄県宮古島市出身で、1999年に沖縄尚学高で選抜大会優勝を経験した松山聖陵(愛媛)の荷川取秀明監督(35)が、12日の第2試合で北海(南北海道)と対戦した。

 196センチの好投手アドゥワ誠や、城北中出身の福里李希三塁手らを擁し、指揮官として甲子園に初めて挑んだ。六回に追いついたが、九回裏2死一、三塁、先発したアドゥワの187球目を中前に運ばれ、1-2でサヨナラ負け。3回戦進出はならなかった。

 荷川取監督は沖尚高3年時、1番三塁手として選抜大会で優勝した。現沖尚高の比嘉公也監督とは同級生だ。筑波大卒業後の2004年、知人の紹介で松山聖陵の監督に就任。一度退任したが、副部長や部長を経て10年から監督として再度指揮を執る。学校では保健体育を教えており、現3年生は1年生の時から担任として共に時間を過ごす。

 監督に憧れて同校に進学した福里は3打数無安打に終わり「チャンスで1本が出ず、悔いが残る」と唇をかんだ。3年間を振り返り「苦しくて『帰りたい』と思ったこともあったが、最後に甲子園に出場できた。頑張ってきて良かった」と話した。

 荷川取監督は「選手たちは苦しい場面でも粘り強く向かっていけるようになった。この3年間で人としても成長してくれた」とほほ笑む。「また近いうちに甲子園に戻ってきて、今度は1勝したい」とリベンジを誓った。(我喜屋あかね)

最終更新:8月15日(月)13時50分

沖縄タイムス