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ヘッジファンドに新たな打撃、8.4兆円年金基金が三行半-コスト重視

Bloomberg 8月12日(金)1時55分配信

約830億ドル(約8兆4000億円)を運用するデンマークの年金基金PFAは、超低金利の世界でリターンを高める方法を考え付いた。ヘッジファンド会社などに委託せず自分で運用すればよいのだ。

同基金の共同最高投資責任者、クリスチャン・ラーゲ氏は「当基金の新戦略の一つは、専門ファンドに委託しない直接の投資を増やすことだ」と語った。「ファンドの構造は総じて非常にコスト高で、利回り低下に伴いコストは極めて重要になった」と述べた。

年金基金と保険会社の大半は代替投資を運用会社に外注している。しかし低金利やマイナス金利でリターンが低下する中では運用委託手数料を減らすことが必須になる。これはヘッジファンドや他の運用業者への圧力だ。

メーンファースト・バンクのアナリスト、トマズ・グルゼラク氏(チューリヒ在勤)は「ヘッジファンドなど簡単に模倣できる戦略を高い手数料を取って提供している運用会社が打撃を受ける。超低利回りの中で、年金基金は1ベーシスポイントの手数料も惜しんでいる」と話した。

ラーゲ氏によれば、伝統的な投資では自前運用によってコストを約66%減らせる。代替投資では最大90%の節約になるという。

原題:Hedge Funds Face New Blow as $83 Billion Pension Cuts Them Out(抜粋)

Oliver Suess

最終更新:8月12日(金)1時55分

Bloomberg