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五輪あるある?「出場危機」乗り越えたグリージョが4位で最終日へ

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 8月14日(日)9時56分配信

アルゼンチンのエミリアーノ・グリージョにとっては、リオデジャネイロ五輪でのこれまでの3日間の戦いよりも、米国からブラジルへと飛んだ道程での苦労の方が大きかったのかもしれない。

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グリージョは第3ラウンドを終えて、通算6アンダーで4位タイ。首位のジャスティン・ローズ(イギリス)とは6打差だが、3位のマーカス・フレイザー(オーストラリア)とは3打差で、メダル獲得の可能性は十分に残されている。

一時は「オリンピックでプレーできないかもしれない」と気をもんだ。なぜなら、メダル獲得に欠かせない相棒であるゴルフクラブが、悪天候による遅延と航路変更もあって、ニューヨーク、マイアミと経由して、7日(日)午後にサンパウロに到着してみると、ロストバゲージ(手荷物紛失)となっていたからだ。

「20カ所以上に電話しても、誰もバッグのありかを見つけられない」と自身のTwitterにつづったグリージョ。しばらくすると、航空会社から「この件に対処するチームを結成した」という返事を受け取ったが、グリージョの反応は「Thanks???」とまだ半信半疑の状態だった。

それでも、火曜日になってようやく自身のクラブと対面することができたグリージョ。「もう君を離さないよ…、次のフライトまで」というコメントとともに、バッグを抱きかかえる自身の写真を投稿してこの一件の締めとした。

アルゼンチン北東部にある都市レシステンシアで生まれたグリージョにとって、隣国ブラジルでのオリンピックは準ホームとも呼べる。「地元からも多くの応援に来てくれている」と心強いサポートも味方する。

メダル獲得の可能性について問われると、自信を持って即答した。「もちろんだよ。ゴルフがオリンピックに復活することを知ってから、ずっとそのことを考えてきた。ここまでは順調だし、素晴らしい経験ができている。明日を待ちきれない心境だよ」。すでに週前半の出来事は頭にはないようだ。(ブラジル・リオデジャネイロ/今岡涼太)

最終更新:8月14日(日)9時56分

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)