ここから本文です

高江着陸帯抗議 逮捕の男性、警官転倒「覚えていない」 市民ら、不当逮捕指摘

琉球新報 8月14日(日)10時30分配信

 【ヘリパッド取材班】東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の建設問題に関し、警察官をバイクで引きずったとして公務執行妨害容疑で現行犯逮捕され、12日に釈放されていた男性が本紙の取材に応じ、「現場は混沌(こんとん)としていて、詳細は覚えていない。意図的に警察を引きずったり、傷付けようとしたことは決してない」と述べた。

 男性は逮捕された11日、県道70号で資材を積んだ大型トラックの進行を遅らせようと、市民らと共に車両や原付バイクが大型トラックと警察車両の一行の先頭を低速で走る「牛歩戦術」を展開していた。男性が逮捕された時の様子が市民の車の車載カメラに収められていた。

 動画では、低速で原付バイクを運転する男性に、警察官が早く進むよう誘導。その後、別の警察官が車で駆け付けた。男性は現場で警察官2人ともみ合いになり、バイクから降ろされた。男性と警察官がもみ合いながら、前方に止められていた車の前に行ったので、その後の数秒間のやり取りは映っていない。男性は警察官を引きずり転倒させた疑いが持たれているが、市民の車載カメラにはバイクで警察官を引きずる様子は映っていない。

 動画を見た市民らは「どこで警察が引きずられたんだ」など、男性の逮捕が不当だとする声が次々と上がった。

 県警関係者は取材に対し、「(公務執行妨害容疑の)確かな証拠がある」と述べ、不当逮捕ではないと強調した。

琉球新報社

最終更新:8月14日(日)10時30分

琉球新報