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株で1万円稼ぐ!最初に買った銘柄は?

ZUU online 8/14(日) 19:10配信

アラサーライターが株式投資を実践し、その様子を週1でリポートするこの連載も12回目となりました。

株式投資の購入最低単位である「単元株」のデビューから2週間たった7月某日。筆者のもとに、K編集長から電話がかかってきました。「Y子さん、そろそろ目標金額を決めましょう!」。

そう、いよいよこの時がやってきました。単元株でささやかですが利益を出し、ほんのりと自信がついた筆者ですが、「複数の銘柄を組み合わせ、株式投資で利益を出す」にチャレンジする時がやってきたのです。ああ、緊張…。

■目標金額はちょっぴり無理して達成できるかどうか

K編集長との話し合いの結果、ちょっぴり無理して達成できるかできないかギリギリの金額として「8~10月の3カ月間で1万円」を目指すことに決めました。

今回は連載企画ということで期間を設定していますが、本来ならば期間や金額などを定めず中長期的に続けていくことがとても大切なことだと思います。(参考:FPの高橋さんのお話)

■目標に合わせて決めた銘柄はこの2つ!

期間と目標金額が決まったので、8月のスタートに合わせ、さっそく今週~来週をめどに銘柄選びを始めることにしました。今回、投資資金は決めていないため、まずは良さそうな銘柄をいくつか買い、途中で売却したり、新たな銘柄を買ったりと、状況に応じて株を売買し、期間中に利益を出すことを想定しています。

今回筆者が心掛けていることは、

① 分散投資をする
② 同じ業種の株だけを保有しないようにする

の2つです。これらは、基本的に「もしもの時のためのリスクヘッジ」という観点で考えています。

①について、例えばひとつの銘柄しか持っていないと、その企業に何か起きた時に一気に損失が出てしまいます。複数の銘柄を持っていれば、たとえひとつ損失が出ても、他の銘柄で利益が出ればカバーすることができます。

②は、例えばゲーム業界が好調だからとゲーム会社関連の株だけを複数保有していると、伸びている時はよいですが、業界全体が不調になった時など、一気に株価が下落してしまう可能性があります。そのため、最低でも2業種以上の株を保有しておこうと考えています。

■筆者が選んだ2つの銘柄

今回、筆者が選んだ株は下記の2つです。

1つ目は、「株式会社不動テトラ<1813>」。1947年に創業した、土木・地盤改良事業などを行う企業です。日本橋の本社以外に、全国に複数の支店やグループ会社も持っています。

株を買う時は、「その株を買う理由」が必要だと本などから学んだ筆者。

筆者がこの企業の株を買おうと思った理由は、企業が取り組んでいる事業に着目したためです。もうすぐリオ五輪が開催されますが、2020年には東京五輪が開催されます。それに合わせ、首都圏を中心に交通インフラ整備などが行われているため、今後しばらく土木や地盤改良系の事業は伸びるのではないかと考えたからです。

実際に増収となっていることからも、今後株価が上がる可能性が高いと考えました。

投資家にもなかなか人気がある株のようで、27日から173円、174円と価格を変えつつ指値注文をしたのですが、買えませんでした。「今後株価が上がる可能性が高そうだから、まあまあ安く買えればいいかな」と思い、28日の朝に175円で指値注文をしたところ、無事買うことができました。

仕事が落ち着いた28日の夕方、不動テトラの株価がどうなったか見てみると…

27日の終値は178円。100株買っているので、今のところ300円分の利益が出ています。

■2つ目に選んだ企業は

2つ目に選んだ企業は、「価値開発株式会社<3010>」。設立から100年以上の歴史を持つ企業で、全国12店舗のホテル事業・不動産業などを行っています。

現在は外国人観光客が急増しているため、主要ホテルなどはほぼ満員で客室不足が続いていることなどが、ニュースなどで時々取り上げられています。外国人観光客の数が途絶えない限り、ホテル事業は今後も伸びていく可能性が高いのではないか、と判断しました。

また、筆者が注目したのが、今年度から新たに始まった株主優待制度。運営するホテルなどの宿泊施設を、株主が特別価格で利用できるというものです。7月には、コーポレートサイト上の「新着IR情報」で、株主優待価格が発表されていました。

■買いたい人が多いほど株価は上がっていく

「株価は、買いたい人が多いほど上がっていく」というセオリーがあるそうで、株主優待の詳細が発表されたこともあって、この株に魅力を感じる投資家が増えて株価も上がるのではないかな?と予想しました。

今のところは株価もそれほど高くはないため、今後株価が下がる・変わらない可能性もありますが、上がっていくのではないか…という筆者の「期待」を込めた、チャレンジ銘柄(勝手に名づけました)です。

27日に37円で指値注文を出しましたが、その日は買えませんでした。28日の朝に板気配情報を見てみると、買い注文・売り注文ともにけっこう入っているようです。

結果、39円で指値注文をしてみたところ、買うことができました。夕方チェックしてみると、28日の終値は38円。1円下がってしまいましたが、この銘柄は今後、少しゆっくり動きを見ていこうと考えています。

■今回、複数銘柄を買ってみて感じたこと

ついに目標金額が決定し、「利益を出せそうな銘柄はどれかな」と、あらゆる企業の情報を調べています。銘柄の数は膨大にありますが、いざ買うとなると「自己資本比率」「業績」「業界の今後」「ここ最近の株価の動き」などの項目を細かく見ていきます。そうすると、実際に「買いたい」銘柄はけっこう絞られてくるなと感じました。

また、今回は指値注文でなかなか買えないことが続きました。「今後どれくらい株価が上がりそうか」を予測したうえで、今後の利益が見込めそうな場合には、希望価格よりやや高い値で買ってみるという選択肢も必要だなと感じています。

とはいえ、高い価格で買いすぎては利益が出なくなってしまうので、今後ほかの銘柄を買う時も、ちょうどいい落としどころを見つけていきたいところです。

■ライフスタイルに表れた変化

ところで、何も知らない状況から株式投資をはじめてから、筆者は生活のほんの一部が変わってきているのを実感します。その一つに、さまざまな企業を投資先の「銘柄」として興味・関心を持つようになってきたということがあります。

たとえば先日、近所のドラッグストア「Welpark」で買い物をして、買ったものを袋に入れていた所、こんなものを発見しました。

「いなげや株主優待制度」のポスターとパンフレットです。なんでドラッグストアの「Welpark」にいなげやのポスターが? 不思議に思いながら、持ち帰ってみると…

■「Welpark」に「いなげや」のポスターがあった理由

パンフレットの右下に、Welparkの写真が! Welparkは、いなげやグループが運営しているそうです。し、知らなかった!そのほか「ブルーミングブルーミー」などのスーパーマーケットも、いなげやグループであることを知りました。

いなげや <8182> の株主優待制度は保有株数に応じてお買い物優待券がもらえるとのこと。例えば100株保有すると、1年に2回、100円分のお買い物優待券が10枚ずつもらうことができるそうです。

いなげやの株価は1403円(7月28日の終値)なので、14万円ほど投資をすれば年間2000円のお買い物券が戻ってくるという計算です。

いずれはこういう業種の株を買うのもいいかも!と思いました。

……それにしても、これまで何度も「Welpark」で買い物をしていたはずなのに、ポスターに気づいたのはこの日が初めてでした。投資をすると、身の回りに対する着眼点が変わってくるものなのだなぁ、と実感した出来事でした。(続く)

Y子
大学卒業後、出版社勤務等を経てフリーライターに。インタビューや取材、記事制作などを行う。20代の終わりが近づき、ただ漠然と貯金をすることに疑問を感じ「投資」に関心が出てきた。

(提供:DAILY ANDS)

最終更新:8/14(日) 19:10

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