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飯舘に交流センター 開館祝い式典

福島民報 8/14(日) 9:45配信

 東京電力福島第一原発事故で全村避難している福島県飯舘村の新たな交流・学習拠点となる村交流センター「ふれ愛館」は13日、開館した。同村草野の現地で記念式典が行われ、村民らが憩いの場の誕生を喜んだ。
 約300人が参加し、菅野典雄村長が「多くの人が集まり、古里の未来を語る場所にしてほしい」とあいさつした。愛称公募で友久健さん(神奈川県鎌倉市)と石川萌さん(飯舘中2年)が考案した「ふれ愛館」を記した銘板と、静岡県伊東市の彫刻家重岡建治さんが絆をテーマに制作したブロンズ像を除幕した。菅野村長らがテープカットで完成を祝った。
 行政区数と同じ20本の太い柱で囲まれた約300人収容のホールで記念講演や演奏が行われた。
 村交流センターは東日本大震災で損壊した村公民館跡地に総事業費約8億5037万円で建設された。鉄筋コンクリート造り一部木造で高齢者に配慮し平屋とした。延べ床面積は約1500平方メートル。ホールや震災前後の村の歴史記録を閲覧できる視聴覚室、交流回廊、キッチンスタジオ、子どもが楽しめる「絵本のかくれ家」などを設けた。
 平成29年3月末の一部を除く避難指示解除に向け、離散した村民の集いや村内外の人々の交流の場として期待されている。

福島民報社

最終更新:8/14(日) 9:52

福島民報