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不要な衣類、無料提供 “エコステなごころ” 開所5年、利用定着

琉球新報 8月14日(日)14時35分配信

 【名護】ごみを減らすための「3R」を推進する「名護市エコステ3R『なごころ』」が名護市大東のひんぷんガジュマル近くに開所して、7月で5年になった。不要な衣類や食器などを広く引き取って陳列、会員はそれらを無料でもらうことができる“お得”なサービスなどを行う。物を大切にして生活に役立てる橋渡し役となっている。

 名護市環境企業組合が市の委託で運営をしている。3Rとは(1)リデュース(ごみを減らす)(2)リユース(一度不要になったものを再利用する)(3)リサイクル(ごみを再資源化する)―のこと。

 衣類や食器は1回の利用で10点までもらえる。会員登録は200円で、年に1度100円で更新が必要。月に2回利用できる。市内の小中高校で募った学生服を、2着目の購入者を対象に上下500円ずつで販売している。3R推進のほか、ごみの分別や環境に関わる情報を発信している。

 同施設によると市内1500人以上、市外200人以上が会員登録している。一度利用した人が繰り返し訪れることが多いという。

 市環境企業組合の祖慶忍理事長は「扇風機のごみだけでも多い時期は月に50台以上出る。部品を代えるだけで数分で直せる。もっと(エコステを)利用してほしい」と話す。

 7月17日に「エコステ祭」を開催。机や棚などを500円で販売する「リユース市」や学生服のリサイクル販売をした。孫の花城愛桜ちゃん(5)=宜野湾市=と一緒に貝殻で置物作りをした生駒照子さん(60)=名護市=は「子どもの発想はすごい」と感心していた。

 問い合わせは「なごころ」(電話)0980(43)0254。(長浜良起)

琉球新報社

最終更新:8月14日(日)14時35分

琉球新報