ここから本文です

吉本新喜劇・松浦真也インタビュー 目指せ「歌ネタ王」V2

東スポWeb 8月14日(日)17時21分配信

 吉本新喜劇の5人の座長セレクションによる初の「吉本新喜劇DVD&BOX」(DVD単品=税込み4104円。BOX=税込み2万520円)が発売された。各座長の公演に出演しているのは、お笑いコンテスト「歌ネタ王決定戦」で優勝経験がある松浦真也(40)だ。今年の「歌ネタ王決定戦」には、新喜劇メンバーの吉田裕(37)、島田一の介(65)とのユニット「ゆたかな真也は一の介」で出場する。ギターにまつわる話とともに松浦の生きざまに迫った。

 ――座長セレクションのDVDが発売された

 松浦:各座長の個性が出ていて面白いです。川畑(泰史)さんは、話がめちゃくちゃ凝ってますし、すっちーさんは本人のキャラを生かしたボケ満載ですよ。

 ――他の座長については

 松浦:内場(勝則)さんは変わった人を集めて振り回してるし、辻本(茂雄)さんは音ネタとか使って面白い。小籔(千豊)さんは設定が奇抜なんだけど、ちゃんと新喜劇になってるのですごいです。

 ――おススメは

 松浦:BOXを買っていただくと、特典で「吉本新喜劇ギャグ100連発」ってのが付いてくるんですが、そこに僕の初めてのギターネタとかも入ってるんです。2009年のことなので、髪の毛も多い僕も見どころです(笑い)。吉田裕さんの「ドリルすんのかいせんのかい」や、アキさんの「いーよぉー」も入ってますので、ぜひBOXをお求めください。

 ――話は変わるが、どうして芸人に

 松浦:なりたいとかはなかったんですよ。好きでしたけど見る方というか…。

 ――きっかけは

 松浦:大学を卒業して不動産会社で働いてたんですけど、成績も中の下くらいで、年末に上司から「お前はやる気ないからアカン。来年は気合入れて頑張れ」って言われてたんです。で、1月4日に決起集会みたいなのがあったんですけど、僕、チャック開いてたんです(笑い)。

 ――それはまずい

 松浦:えらい怒られましてね。「この仕事、向いてない」となって辞めたんです。2~3か月、家でボケーッとしてたら、姉が「あんた、やりたいことないの?」って聞いてきて「人前でできる仕事がしたい」って答えたらしいんです。僕は覚えてないんですけど。

 ――それでどうなった

 松浦:吉本が「金の卵オーディション」というのをしてるのを姉が見つけて「あんた、ギター弾けるから、やってきたら?」って言うてくれたんです。それで選考受けたら通りまして、今があります。

 ――ギターはいつから

 松浦:高校のころからやってました。こう見えて体育会やったんで、学校でラグビーやった後、家に帰ってからひとりで楽しみながら練習してました。大学に行ってからはバンドがしたくて、軽音に入ってやってました。

 ――新喜劇に入ってすぐにギターを生かせたか

 松浦:最初は芸というのが分からなくて、ギターでボケるとかいう発想がなかった。オチつけるとかも全く分からんかったんです。とにかく芸人ぽいことをしようと思って、ギャグとか考えてました。

 ――そのギャグとは

 松浦:(手拍子を打ちながら)「蚊の大虐殺 蚊の大虐殺」(右足をバンバン踏んで)「アリの大虐殺 アリの大虐殺」ってのをやってました。テレビじゃできない残虐なやつです(苦笑い)。他には「俺の名前は甘えん坊将軍。(『暴れん坊将軍』のテーマで)にゃ~にゃにゃ~ にゃにゃにゃにゃ~」っていうのもあります。しつこくやりすぎて(池乃)めだか師匠に怒られましたけど(笑い)。

 ――新喜劇でやってみては

 松浦:絶対イヤです(笑い)。

 ――ギター芸はいつから

 松浦:2年くらいたってからですかね。うめだ花月の舞台で、台本に「松浦、ギターを弾いて暴れる」って書いてたんです。それで「梅田金融のテーマ」ってのを即興で作ったのが最初ですね。

 ――自信はあった

 松浦:練習で宇都宮まき姉さんが「ええわ」って笑ってくれたんです。実際、お客さんにもウケたんで良かったです。今でも、まき姉さんが「オモロイ」っていうてくれるのは自信持てますね。

 ――すっちーとのコンビで「歌ネタ王」に

 松浦:2人でヤクザの役とかで仲良くしてて「歌ネタキャラバン隊」みたいな宣伝役になったんです。で、本番でもいつもやってるヤクザネタを披露したら優勝できたんです。

 ――自信もついた

 松浦:自分でもそう思ったんですけど、直後の新喜劇で結構スベっちゃって「こりゃあかん、まだまだや」と気が引き締まりました。

 ――今年は島田一の介と吉田とともに参戦

 松浦:川畑座長の新喜劇で(3人が)一緒になって、一の介師匠をフィーチャーする感じでやろうということになりました。普段の舞台を中心に作ってます。

 ――吉田にライバル心は

 松浦:いやいや、なかなか追いつけないですよ。稼ぎもいいし(笑い)。「歌ネタ王」で優勝した時はちょっとだけ超えた気もしましたけど「乳首ドリル」出してきましたからね。また、突き放されました。

 ――新喜劇の日替わりリーダーも務めた

 松浦:「松浦真也の吉本新喜劇2026」というのをやらせてもらいました。自分で作る責任感もあって、始めはどうなるかと思いましたけど、川畑兄さんも相談に乗ってくれて、自分の好きなこともいろいろできました。面白いと言ってくれる方もいたので、やれて良かったです。

 ――40歳を迎えて

 松浦:アイデアとかは昔に比べたら出てくるようにはなりましたけど、まだまだネタを考えるのは苦痛ですよ。将棋が好きなんで、すぐに将棋アプリに逃げちゃいます(笑い)。体力も落ちて、ずっと背中が痛いし…。でも、今が勝負やと思うんで、ネタもたくさん作っていきたいですね。

 ――噂の彼女について

 松浦:10年くらい付き合ってるんで、だいぶ待たせてるんですよね。3年前に「歌ネタ王」優勝した時に結婚するって言うたのに、結構引き延ばしてるんで…。今年、少なくとも来年には結婚します!

 ☆まつうら・しんや 1976年7月18日生まれ。京都市出身。2005年に行われた「吉本新喜劇 金の卵オーディション」に合格し入団。得意のアコースティックギターを武器に新喜劇で活躍中。新喜劇座長すっちー(44)とのコンビでお笑いコンテスト「歌ネタ王決定戦」に出場し、13年大会で優勝。14年大会でも準優勝している。

最終更新:8月14日(日)17時21分

東スポWeb