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TOPIX(東証株価指数)が日経平均株価に比べて冴えない2つの理由

投信1 8/14(日) 12:20配信

NT倍率が高値を更新中

NT倍率をご存じでしょうか? 日経平均株価(日経225)を東証株価指数(TOPIX)で割った値を意味します。2016年8月12日の終値を見ますと、前者が16,919.92円、後者が1,323.22ですので、16,919.92÷1,323.22=12.79となります。

この二つの株価指数はともにメジャーな指数でしかも幅広い市場の動きを捉える狙いを持っています。従ってNT倍率が長期的にみて大きく変動することはないように思えます。しかし、現実にはNT倍率は大きく変化してきました。

NT倍率は、2000年から2010年の間は10前後で推移していました。その後、じりじりと高くなるのですが、ここにきてその上昇のペースが上がっています。手元のデータを1979年以降みていくと現在の水準は決して最高値とは言えないのですが、21世紀に入ってからに限ると高値を更新しています。

投資対象として日経平均の方が良い!?

NT倍率が上昇するということは、日経平均のほうがTOPIXよりもパフォーマンスが良いことを意味します。従って投資対象として日本株を考えるときに日経平均に投資するのが良い、という推論も成り立ちます。

これはある意味で正解です。TOPIXは東証1部に上場するすべての銘柄(約2,000銘柄)の値動きを反映させますが、日経平均は225銘柄の値動きを反映させるうえ、適宜銘柄の入れ替えも行われます。旬な銘柄をハイライトしているという意味で、最高値を更新するニューヨークダウに似ているとも言えるでしょう。すべての銘柄をまんべんなくという思想で作られたTOPIXよりも、日経平均は日本代表という風に言えそうです。これが投資対象としての日経平均の魅力です。

日経平均はとても個性的

この日経平均、日本代表であるだけでなく、その構成が大変個性的です。ファーストリテイリング <9983> 、KDDI <9433> 、ソフトバンク <9984> 、ファナック <6954> 、京セラ <6971> 、ダイキン工業 <6367> 、テルモ <4543> 、東京エレクトロン <8035> 、アステラス製薬 <4503> 、セコム <9735> 、信越化学工業 <4063> 、日東電工 <6988> 、TDK <6762> 、エーザイ <4523> 、トヨタ自動車 <7203> 、ホンダ <7267> 、花王 <4452> などが構成比率の上位になりますが、上位10銘柄で指数全体の三分の一、上位20銘柄で半分を構成しています。つまり上位20銘柄の値動きが日経平均の値動きに大きな影響を及ぼすのです。

日経平均に投資するというのはこうした上位銘柄への集中投資を意味します。この点をぜひ覚えておいてください。

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最終更新:8/14(日) 12:45

投信1

チャート

ファーストリテイリング9983
40660円、前日比+200円 - 12/2(金) 15:00

チャート

KDDI9433
2953.5円、前日比-41円 - 12/2(金) 15:00

チャート

ソフトバンクグループ9984
6880円、前日比+6円 - 12/2(金) 15:00

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。