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モウ暑くない 土佐あかうしの行水

日本農業新聞 8月14日(日)7時1分配信

 高知県本山町の吉野川で、水浴びをする褐毛和種の牛の姿が話題を呼んでいる。肉用牛の繁殖農家の細川理男さん(74)が放牧している牛で、真夏の風物詩にもなっている。

 細川さんは川に面した2.5ヘクタールの放牧場でブランド牛「土佐あかうし」を9頭飼っている。50年前から、牧草の刈り取りなどを省ける放牧に取り組んできた。

 放牧中の牛が夏の暑い日に1日数回、川に向かい水に入る。この夏は猛暑に加えて雨が少ないため、昨年より水に浸かる時間が延びているという。

 地元の隠れた観光名所にもなっており、対岸を通る国道439号線を通り掛かった人が牛の“行水”を写真に収めている。細川さんは「放牧は牛のストレス解消と健康維持につながる。体が続く限り土佐あかうしを飼い続けたい」と話す。(木村泰之)

日本農業新聞

最終更新:8月14日(日)7時1分

日本農業新聞