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やっぱり、ギリギリ…ちょっとした「質問」で子どもの宿題が進む方法

ベネッセ 教育情報サイト 8月14日(日)14時0分配信

「今年は、夏休みが終わる1週間前に子どもの宿題を全部終わらせることができましたー!」と、報告してくださったのは、ここ3か月ほど、コーチング講座に通ってくださっているSさん。
「すごーい!」たちまち、ほかの講座生の皆さんからも歓声があがりました。「早くやってしまいなさい」「もうすぐ学校が始まるよ」と、毎年、いろいろな言葉をかけているのに、やっぱり、ギリギリになってしまう子どもの宿題。1週間前に終わったなんて、本当にすばらしい成果ですね。さて、Sさんのどんな作戦がうまくいったのでしょうか!?

考えさせる質問で「行動計画」を立てる

以下、Sさんの報告です。
「質問の仕方を意識しながら、次男坊と接するようにしました。たとえば
『今日はどんなふうに過ごす?』
『今日はどこまでできそう?』
と、質問すると、しばらく考え……
『9時から11時までは、がんばりノートをする。12時にはお昼ごはんを食べて、1時から遊ぶ』
というような具体的な一日のスケジュールの計画を立てるようになりました。
『今日はどんなふうに過ごすの?』と質問しない日は、まったく何もしない。目標や計画を立てると動く。立てないと動かない。実におもしろい次男坊です!」

「宿題やりなさい」ではなく、自分で計画を考えさせる質問を、Sさんは心がけられたのですね。まるで、プロコーチのようです。

具体化する質問で「行動目標」を明確化する

「やっぱり、一つひとつ、細かく一緒に考えていったのが良かったと思います。
『これは、どこからやるの?』
『まず、どれを一番にする?』
と、質問していくと、やることがはっきりして、取りかかりやすいみたいです」
なるほど! 「宿題」というかたまりを、一つひとつほぐして具体的に考えさせることで、お子さんが行動に移しやすくなるのです。考えてみたら、わたしたち大人も、漠然と、「勉強しなさい」「しっかりやりなさい」と言われても、わかっているようで、何をしてよいのかイメージがわかない場合があるのではないでしょうか。一つひとつについて、一緒に考えていくこちら側の根気も必要ですが、行動を起こすうえで、とるべき行動を明確化することは、とても大切なポイントです。

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最終更新:8月14日(日)14時0分

ベネッセ 教育情報サイト