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「民族精神抹殺」した日帝の教育資料5点発見

ハンギョレ新聞 8月14日(日)16時19分配信

大邱市教育庁、「民族抹殺・皇国臣民化」実証資料公開

 日本帝国主義が朝鮮語の抹殺と皇国臣民化政策のために学校で使った教育資料5点が発見された。

 大邱(テグ)市教育庁は11日、「大邱教育博物館建設のための資料収集過程で、日帝がち密かつ計画的に我が民族を抹殺し皇国臣民化しようとしたことを示す資料5点を発見した」と明らかにした。

 この資料は「皇国臣民ノ誓詞」、「吾等の誓」、「国語環境調査」、「本校の修練」、「国語常用ニ関スル規程」の5点だ。1930年から1943年まで淑明高等女学校、同徳高等女学校などの各級学校で実際に使われたもので、ここでの「国語」は日本語を意味する。「皇国臣民ノ誓詞」は朝鮮総督府学務局が教学振興と国民精神涵養を図るという名目で1937年に作り、朝鮮人に覚えさせた誓いだ。「私共は、大日本帝国の臣民であります」で始まり、「私共は、心を合わせて天皇陛下に忠義を尽します」などと書かれ、常に携帯できるよう小さな手帳の大きさで製作された。「国語環境調査」は日本語を徹底的に普及させるためのもので、各家庭で日本語を常用する程度、日本語を理解できない人の現況と指導方法などが調査項目に設定されている。また「国語常用ニ関スル規程」は、すべての教職員と生徒が学校内外で日本語を常用するよう規定するのみならず、朝鮮語で話しかけられても答えないようにしたり、成績に反映させるよう強制した。「本校の修練」は、靖国神社神壇礼拝を施行すること、定時修練で軍奉仕に努めること、など皇国臣民化を図るための修練・指導方針が具体的に書かれている。

 日帝強制占領期間に対する研究者の水原(スウォン)大史学科のパク・ファン教授は「日帝が生徒と家族にどれほど徹底的に日本語の使用を強制し、民族精神を抹殺しようとしたかを示す実証資料だ。漠然とした政策指針ではなく、具体的な事例という点で注目に値する」と話した。大邱市教育庁のチェ・ジエ学芸研究員は「『皇国臣民ノ誓詞』と『吾等の誓』は小さな手帳型に作り、生徒に常に携帯させ、残りの3点はノートの大きさで作られカバンに入れて通ったと見られる」と話した。日帝の皇国臣民化資料5点は、慶尚北道星州出身の大邱市長と慶尚北道知事、内務部長官などを務めたイ・サンヒ氏(84)が大邱市教育庁に寄贈した。大邱市教育庁は2018年に大邱教育博物館を建てるために、教育資料を広範囲に収集している。今までに集まった資料は当時の教科書、勉強道具、制服、バッジ、教務手帳、成績表など計6千点余だ。

ク・テソン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:8月14日(日)16時19分

ハンギョレ新聞