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恋愛映画や恋愛ドラマ、イケメン“ドSキャラ”が増え始めたのはなぜ?

クランクイン! 8/14(日) 7:20配信

 最近、恋愛映画や恋愛ドラマで“ドSキャラ”の存在感が増している。映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』では“黒悪魔”と呼ばれるイケメンを中島健人、ドラマ『ダメな私に恋してください』(TBS系)のイケメンドS上司にディーン・フジオカ、『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(TBS系)では藤木直人が超毒舌の料理人に扮した。なぜこうも“ドS”キャラクターが相次ぐのだろうか。

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 現在放送中のドラマでも人気イケメン俳優たちがドSキャラを好演している。『好きな人がいること』(フジテレビ系)では山崎賢人がツンデレなカリスマ・シェフ。『せいせいするほど愛してる』(TBS系列)では滝沢秀明が冷徹な副社長役に。11月には映画『イタズラなKiss THE MOVIE ハイスクール編』の“超ドS”イケメンキャラ、直樹(劇団EXILE・佐藤寛太)が登場する。

 映画関係者は「人気の背景としていくつか理由はあると思いますが、まずは少女コミック原作作品の一般化が挙げられると思います」と口にする。「元々、“ドSキャラクター”はライトノベルや携帯小説など、コアなファンを持つ作品に多かったのですが、『オオカミ少女と黒王子』や『黒崎くん~』のような少女マンガがヒットし、どんどん“ドSキャラ”が増えていったことに加え、これら原作の映画もヒットして大衆化。自然と注目が集まっていったのでしょう」。

 そして、この注目され始めた“ドS”のキャラクターが、「製作サイドの思惑にピッタリとハマッた」とのこと。

 「コンテンツが多様化する中、作品のアピールポイントとして、より簡潔で明快なものが好まれる傾向にあります。例えば、原作を知らなくても、“ドS”を説明する際、イケメンなワガママ男とか、イケメンなジコチュー等々、簡単に説明できます。そういう、わかりやすい設定とキャラクター、原作を知らなくても理解しやすいストーリーは、認知のアドバンテージとなりヒットしやすのです」。


 確かに、『黒崎くん~』の原作を知らなくても、“壁ドン”や“顎クイ”は聞いたことがあり、美男美女が演じることで、画にもなっていた。ドラマ『好きな人がいること』第一話でも、山崎賢人が桐谷美玲演じる主人公・櫻井美咲の頬を顎から豪快にムニッと掴んで睨み合ったかと思うと、突然のキスをする“顔むに”もネット上で大きな反響を呼んだ。

 「“ドS”という設定はキャラクターが際立っているのでビジュアル化しやすく、人気のキャストを配することで、女性を中心に興味を喚起できるため、数字が見えやすいという利点があります。また、キャッチーな設定は、若い人を中心としたSNSなどでトークのネタにしやすく、害なく触れやすいというところも相まっており、今のようなコンテンツの流行に繋がっていると思います」。

 製作サイドにとって美味しい“ドSキャラ”。一方、草食系、絶食系が大半と言われる今、“ドS男”の強引さに憧れる女性は多い。しかも、揃いも揃ってイケメン!それは、流行る。もちろん、この流れはしばらく続きそうだ。

最終更新:8/14(日) 7:20

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