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セブンイレブン、沖縄に300店 2018年進出 一気にシェア獲得狙う

沖縄タイムス 8月14日(日)5時0分配信

 コンビニエンスストア国内最大手のセブン―イレブン・ジャパンが、2018年に沖縄へ進出し、県内全域で300店規模の店舗体制を目指していることが分かった。進出の早い段階で、一定のシェアを獲得し、物流の効率化やブランド浸透を図る。沖縄ファミリーマート、ローソン沖縄が併せて460店(2月現在)を運営する中、一気に店舗数が増大することになり、県内業界の競争の激化が予想される。(政経部・照屋剛志)

 セブンは全国の各地域で、シェア35%を目標にしており、県内では300店舗が必要になる。

 特定の地域で短期間に集中出店し、効率配送や認知度向上を狙う「ドミナント戦略」で全国でもシェアを拡大してきた。300店舗の展開も短期集中になるとみられる。短期間で先行2社を捉え、県内でのコンビニ経営を有利に進める狙いだ。

 県内では2月末現在で、沖縄ファミリーマートが269店舗を展開。ファミリーマート本体とココストアの経営統合に伴い、16年度内には300店舗に達する。ローソン沖縄は191店舗(同2月末)から200店舗台を目指している。

 セブンが300店舗を展開すれば店舗数は現状の1・6倍と急激に増加することになる。店舗数でセブンが一挙に首位に躍り出る可能性もあり、県内のこれまでの競争環境は大きく変わりそうだ。

 同社広報は「300店舗を出店すると決まったわけではないが、それくらいの規模があればサプライチェーン(商品の製造・供給網)の効率が上がる」としている。

 セブンは沖縄進出に向け、県内企業とフランチャイズ契約などの交渉を進めている。弁当や総菜などを製造する専用工場や、店舗の開発と運営を担う現地法人を県内企業と共同で立ち上げる考えだ。

 広報は「沖縄では後発なので沖縄企業と協力するのも選択肢の一つになる」としている。

最終更新:8月15日(月)13時45分

沖縄タイムス