ここから本文です

<米軍ヘリ墜落12年>沖国大で集会「普天間」閉鎖を要求

沖縄タイムス 8月14日(日)10時0分配信

 【宜野湾】沖縄国際大学に2004年8月、米軍普天間飛行場所属の大型輸送ヘリCH53Dが墜落・炎上した事故から12年となった13日、同大は墜落現場のモニュメント前で集会を開いた。前津榮健学長は「墜落事故の惨事の記憶を風化させてはならない」とした上で、改めて普天間の即時閉鎖・撤去を日米両政府に求める声明を発表した。

 この中で前津学長は、4月の元米海兵隊員の軍属による暴行殺人事件に言及し「米軍基地あるがゆえの危険性は周知の事実」と指摘した。

 また県民の強い反対を受けても名護市辺野古の新基地建設に固執する政府の姿勢を批判した上で、普天間の存続や固定化を「認めることはできない」として直ちに普天間の危険性を除去するよう求めた。

 続けて総合文化学部3年の城間愛里さん(21)と名嘉一心さん(20)が学生の立場から意見発表した。

 城間さんは「ヘリが墜落した出来事を語り継ぐことは、沖国大生である私たちしかできない」と記憶の継承に向けた決意を述べた。

 また名嘉さんは「普天間がなくなったとしても沖縄から基地がなくならなければ事故はなくならない」と話し、米軍基地が沖縄に集中する現状の改善を訴えた。

 このほか13日夕には「島ぐるみ・ぎのわん」などの実行委員会が主催する集会も宜野湾市役所前であり、参加者らは日米両政府に対し「普天間の即時返還」や「新基地反対」などと訴えながら同市内などをデモ行進した。

最終更新:8月14日(日)10時55分

沖縄タイムス