ここから本文です

オリバー・ストーン監督が激励 VFP総会、沖縄支部が緊急決議案

沖縄タイムス 8月14日(日)9時55分配信

 【平安名純代・米国特約記者】米カリフォルニア大学バークレー校で開かれているベテランズ・フォー・ピース(VFP)第31回年次総会2日目となった12日、基調講演した米映画監督でVFP顧問のオリバー・ストーン監督は、新基地建設や高江ヘリパッド工事の中止を求める緊急決議を提案した琉球沖縄国際支部のメンバーに対し、「沖縄が置かれている状況の厳しさはよく理解している」と話し、激励した。

 同支部のエド・サンチェスさんは講演後、ストーン監督に対し、支部設立と沖縄関連の2本の決議案を携えて初めて参加したことなどを報告。ストーン監督は3年前に訪れた沖縄の印象を語り、創立を喜ぶとともに「共に努力していこう」などと励ましの言葉を贈った。

 同日、同支部メンバーらは、会場内に設定されたブースで名護市辺野古の新基地建設計画や東村高江周辺で進められている米軍ヘリパッド建設などについて、資料を用いて説明し、計画の中止を要請する署名を集める活動も展開した。

 2015年9月にバークレー市議会が採択した沖縄支援決議の草案を作成した平和と正義の委員会のダイアン・ボーン委員とも交流し、今後の展開に向けた戦略について意見を交換。ボーンさんは「皆さんが提出した決議案が採択されれば大きな一歩につながる。草の根の力で必ず状況を変えるとの強い意志の下で皆で運動を展開すれば状況は変えられる」と述べ、支援を広げる約束をした。

 ストーン監督ら4人は基調講演で、オバマ政権の核政策や次期大統領選候補者らの外交戦略に潜む軍事拡大の危険性について警鐘を鳴らし、草の根活動で戦争の実態を伝える重要性を指摘した。

最終更新:8月14日(日)9時55分

沖縄タイムス