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漁協直営、道の駅活気 門前・赤神にレストラン

北國新聞社 8月14日(日)3時2分配信

 輪島市の県漁協門前支所は門前町赤神の道の駅施設で、レストランの運営に乗り出した。漁協直営のため最寄りの鹿磯(かいそ)漁港に揚がったばかりの鮮魚など豊富な海の恵みを生かしたメニューがそろい、観光客らの好評を得ている。干物など土産になる水産加工品も充実させている。能登の海の幸を名物として発信する拠点に位置づけ、交流人口の拡大につなげる。

 輪島市が新たな誘客策として既存の物販施設を改修し、調理場、飲食スペースを設け、夏前にオープンした。道の駅から6キロ地点にイカ釣り漁船団の全国有数の水揚げ基地である鹿磯漁港があり、朝揚がったイカや新鮮な魚が直送される。レストランでは刺し身定食として提供されている。

 午前7時からの朝定食はアジなどの干物が出され、地元客の利用も多い。イカ天うどんやワカメ門前そば、サザエカレーとメニューは多彩で、地元料理人が食材にこだわって腕を振るう。

 物販コーナーも併設され、地元の魚のいしり干しが並ぶ。鹿磯漁港には北海道や青森県など県外のイカ釣り漁船が寄港し、漁協を通じた協力関係で函館から直送したサケやイカの加工品もそろっている。

 県漁協門前支所の竹田一郎運営委員長は「全国に広がる船団のネットワークを生かして赤神名物を増やし、門前のにぎわいづくりにつなげたい」と話した。

 道の駅赤神は駐車場や休憩所などを県が整備、旧門前町が物販施設を建設し、2002年に道の駅に登録された。

 大小の赤い岩石が連なる赤神海岸に面した国道249号沿いに立地し、眺めがよい。地域の特産品を販売する従来施設だけでは利用客が伸びず、てこ入れが課題になっていた。

北國新聞社

最終更新:8月14日(日)3時2分

北國新聞社