ここから本文です

【中国】鉱工業生産が減速、7月は6%増

NNA 8月15日(月)8時30分配信

 中国国家統計局が12日発表した7月の主要経済指標は、鉱工業生産額(一定規模以上の企業対象、付加価値ベース)が前年同月比6.0%増となり、伸び率は前月から0.2ポイント縮小した。固定資産投資も民間が振るわず、一段と減速した。同局は、7月は大雨による被害などの影響があったことを強調。足元の経済状況は「上がり下がりの波はあるものの、全体としては良い方向へ向かっている」との認識を示した。
 鉱工業生産額の対象となる41業種のうち、伸びたのは6月から1業種減って34業種。このうち◇自動車製造業:22.9%増◇コンピューター・通信・その他電子設備製造業:12.0%増◇化学原料・化学製品製造業:8.8%増◇電気機械・器材製造業:8.2%増――などが堅調だった。過剰生産が問題となっている鉄鋼精錬・圧延加工業は1.7%増加した。
 主要生産品別の生産量は◇セメント:0.9%増の2億1,410万トン◇板ガラス:6.7%増の6,377万重量箱◇自動車:25.4%増の197万8,000台◇携帯電話:23.5%増の1億7,925万台◇産業用ロボット:40.1%増の5,839台――など。鉄鋼関連は◇銑鉄:1.7%増の5,781万トン◇粗鋼:2.6%増の6,681万トン◇鋼材:4.9%増の9,594万トン――と軒並み拡大した。石炭(原炭)は13.1%減の2億7,001万トンと大幅に減産が進んだ。
 1~7月の鉱工業生産額は前年同期比6.0%増。伸び幅は1~6月から横ばいだった。
 
 
 ■民間投資の減速続く
 
 企業の設備投資などを含む固定資産投資額(農村を除く)は、1~7月は8.1%増の31兆1,694億元(約478兆4,000億円)だった。伸び率は1~6月を0.9ポイント下回り、4カ月連続の減速。
 このうち民間の固定資産投資は2.1%増の19兆1,495億元で、伸び率は1~6月を0.7ポイント下回って一段と減速した。一方、国有企業による投資は21.8%増の11兆147億元と大幅な伸びが続き、官主導による投資で景気を下支えている構図が読み取れる。
 産業別では第1次産業が20.6%増の9,336億元、第2次産業が3.5%増の12兆2,996億元、第3次産業が10.8%増の17兆9,362億元。地区別の伸び幅は東部が10.2%増、中部が12.8%増、西部が12.3%増だったのに対し、東北部は30.7%の大幅減となった。
 1~7月の不動産開発投資額は5.3%増の5兆5,361億元で、伸び率は1~6月から0.8ポイント縮小した。このうち住宅向け投資は4.5%増の3兆6,981億元で、伸び率は1.1ポイント縮小した。
 全国の不動産販売面積は26.4%増の7億5,760万平方メートル。伸び率は1~6月から1.5ポイント縮小した。このうち住宅は26.7%増の6億7,153万平方メートルだった。不動産全体の販売額は39.8%増の5兆7,569億元で、このうち住宅は41.2%増の4兆9,273億元だった。
 
 ■消費は2桁の伸び維持
 
 個人消費の指標となる小売売上高は、7月は10.2%増の2兆6,827億元だった。伸び率は6月から0.4ポイント縮小したものの、2桁増は維持した。消費の内訳は、飲食が10.9%増の2,884億元、商品小売りが10.1%増の2兆3,944億元だった。
 1~7月の小売売上高は10.3%増の18兆2,966億元。飲食が11.2%増の1兆9,567億元、商品小売りが10.2%増の16兆3,399億元だった。オンライン小売額は27.5%増の2兆6,268億元に上っている。
 統計局は7月の経済指標について「基本的に安定している」と強調。洪水や猛暑、国内外市場の需要鈍化などの影響で一部指標が減速したものの、構造改革の推進で新たな成長原動力が蓄積されてきていると説明した。

最終更新:8月15日(月)8時30分

NNA

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。