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奴隷クンタ・キンテとその子孫を描く伝説的ドラマ 『ROOTS/ルーツ』のリメイク版が日本上陸

bmr.jp 8/15(月) 19:10配信

奴隷クンタ・キンテとその子孫を描く伝説的ドラマ  『ROOTS/ルーツ』のリメイク版が日本上陸

奴隷クンタ・キンテとその子孫を描く伝説的ドラマ 『ROOTS/ルーツ』のリメイク版が日本上陸

1977年に放映され、本国アメリカでは44.9%という驚異の平均視聴率を記録した伝説の歴史ドラマ『ROOTS/ルーツ』。ピューリッツァー賞に輝いた小説を元にした同作がおよそ40年の時を経てリメイクされ、高く評価されるなど話題を呼んだが、このリメイク版『ROOTS/ルーツ』が日本でも放送されることが決定した。

『ROOTS/ルーツ』は、『マルコムX自伝』などの著書でも知られる作家・ジャーナリストのアレックス・ヘイリーが1976年に発表し、翌年、ピューリッツァー賞の特別賞の栄誉を受けた歴史小説を原作とする連続ドラマ。作者のアレックス・ヘイリーが、自分の出自(ルーツ)を求めて調査し、西アフリカで生まれ育つも17歳で奴隷としてメリーランド州へ連れて行かれた男性奴隷クンタ・キンテに辿り着いたことがきっかけとなって生まれた『ルーツ』は、クンタ・キンテの物語を出発点に、その子孫が生き抜いてきた奴隷制時代のアメリカを克明に描くというもので、18世紀から19世紀までのおよそ100年間に渡って紡がれる大河ドラマだ。

暴力に満ちた理不尽な奴隷制の中で誇りを持ちながら生き延びたクンタ・キンテとその子孫たちの物語は、1977年に全8話のTVドラマとして放送されると、最終話は視聴率51.1%、視聴占有率は71%という前代未聞の記録を生むなど大反響を呼び、社会現象に。先祖・出自・アイデンティティという意味での“ルーツ”という言葉が一般化したのも、このドラマの影響だと言われる。

この伝説的ドラマが、およそ40年ぶりにリメイクされて復活。1977年版でクンタ・キンテを演じて一躍有名になった俳優レヴァー・バートンが製作総指揮を務め、第2話を監督したマリオ・ヴァン・ピーブルズの息子マンデラ・ヴァン・ピーブルズが重要キャラクターを演じるなど、「アフリカン・アメリカンの伝統が世代を超えて受け継がれる」という『ルーツ』のスピリットが、製作陣やキャスティングにも反映されている。

またこのリメイク版は、この約40年間の学術調査を反映して、より史実に基づいた描写に。前作では実現しなかった、アフリカでの現地撮影も行われた。1977年版ではアメリカ地上波TVの放送コードによる規制があったものの、今回は、奴隷制というシステムが持つ残酷さを正面からリアルに見据えた描写になっていることも特徴。本国アメリカでは今年5月から放送されたこのリメイク版は、アメリカ国内のみならず世界中で人種・民族対立が頻発する情勢もあって称賛する声が相次ぎ、様々な批評・レビューを横断的に集め、集計するRotten Tomatoesでは、97%という非常に高い評価となっている。

このリメイク版『ROOTS/ルーツ』が、日本でもヒストリーチャンネルで放映決定。全4話が、8月22日(月)から25日(木)の4夜連続、毎夜23:00より放送される。若手ラップ・スターのケンドリック・ラマーが、今年のグラミー受賞に輝いた『To Pimp A Buttefly』における“King Kunta”でクンタ・キンテの名前を引用したことでも脚光を集めた『ルーツ』だが、このリメイク版は、エグゼクティブ・ミュージック・プロデューサーにクエストラヴを据え、ジャスティン・ビーバーの大ヒット“What Do You Mean?”を始め、クリス・ブラウンなどの楽曲を手がけるプー・ベアがオリジナル曲を提供。人気ラッパーのT.I.が、クンタ・キンテの孫の仲間役で俳優として出演しているなど、音楽面からも興味深い内容となっている。

また、リメイク版に先駆けて、1977年のオリジナル版が8月16日(火)13:00からヒストリーチャンネルで全話一挙放送される。

『ROOTS/ルーツ』(2016年版)
8月22日(月)~25日(木)23:00~25:00 4夜連続放送
再放送 8月28日(日)10:00~18:00 ほか

『ROOTS/ルーツ』(1977年版)
8月16日(火)13:00~23:00 全話一挙放送
再放送 8月27日(土)8:00~18:00 ほか

CS放送 ヒストリーチャンネル 日本・世界の歴史&エンタメにて放送

最終更新:8/15(月) 19:10

bmr.jp

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