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「良き友におめでとうと言いたい」ステンソンは銀メダルにも悔いなし

ゴルフ情報ALBA.Net 8月15日(月)9時50分配信

<リオデジャネイロ五輪ゴルフ男子 最終日◇14日◇オリンピックゴルフコース(7,128ヤード・パー71)>

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 「全英オープン」でフィル・ミケルソン(米国)と演じた死闘。今大会でもギャラリーを引き込むデッドヒートの中にヘンリック・ステンソン(スウェーデン)はいた。ジャスティン・ローズ(イングランド)と同スコアで迎えた最終18番はバーディを狙いに行ってボギーとしたものの悔いはない。112年ぶりの五輪ゴルフで堂々と銀メダルを胸に掲げた。

 1打差を追ってスタートしたこの日は、ローズとそろって前半からスコアを伸ばした。肩を並べたのは後半10番パー5。セカンドでグリーン手前まで運ぶと、そこからきっちり寄せてバーディとし、トータル15アンダーで並んで終盤の戦いに突入。その後ローズが13番でボギーを叩いて一時は単独首位。しかし、ここでトラブルがステンソンを襲う。

 「13番のティショットのあと、ちょっと脊柱がロックしてしまった」。14番ティで突如横になり治療を受けるアクシデントに一時コースは騒然とした。「この影響で少しリズムに影響が出たかもしれない」とそのホールをボギー。それでも、15番のバーディで抜け出したローズに対し、16番でバーディを奪い返すなど粘りを見せた。同スコアで迎えた最終ホールは3打目を寄せきれず、最後の望みをかけたバーディパットは強い気持ちの分カップをオーバー。ボギーとして金メダルを目の前で逃した。

 「ジャスティンと一騎打ちになったが、どちらか良かったほうが勝つと思っていた。後悔はないし、勝利したわたしの良き友におめでとうと言いたい。長い一週間だった。そしてここ1か月は、長い1か月だった。その期間中はいいゴルフができた」。記録的なスコアで制した「全英オープン」からこの「リオ五輪」での銀メダル。確かにゴルフ界の中心は40歳のスウェーデン人だった。

(撮影:福田文平)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:8月15日(月)16時59分

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