ここから本文です

日立システムズ、タコベルが「クラウドWi-Fiサービス」を導入

BCN 8月15日(月)15時18分配信

 日立システムズ(北野昌宏社長)は8月9日、アスラポート・ダイニング(中村敏夫社長)が経営するメキシカン・ファストフードチェーンである「TACO BELL(タコベル)」が、「クラウドWi-Fiサービス」を導入したと発表した。

 タコベルは、62年に米国のカリフォルニア州で創業して以来、米国を中心に世界で約7000店舗を展開しているメキシカン・ファストフードチェーン。日本ではアスラポート・ダイニングが経営を担い、2015年4月に店舗展開を開始している。タコベルでは、日本での店舗展開にあたり、来店客へのサービスの向上や認知度向上に向けたSNSの活用などを目的に、Wi-Fiサービスの導入を検討。導入にあたっては、初期投資を抑えつつ将来の急速な店舗拡大にも柔軟に対応できること、IT担当者や店舗スタッフに管理負担がかからないこと、国籍を問わず来店客が簡単に利用できることを選定の条件にした。

 日立システムズのクラウドWi-Fiサービスは、アクセスポイントの管理コントロール機能をクラウドで提供するサービス。アクセスポイントの追加設置・撤去を容易にする「ゼロタッチ導入」やWi-Fiサービスを利用するための来店客による面倒な事前登録・設定などが不要な「Facebook連携機能」により、ITに詳しいスタッフが店舗にいなくても、運用に負荷をかけずに簡単に来店客向けにWi-Fiサービスの提供を実現する。

 さらに日立システムズは、さまざまな規模や業種へのWi-Fiサービスを導入してきた実績・ノウハウを生かして、導入前に環境調査を実施し、より少ないアクセスポイントでより多くの端末を利用できる効率的な設置方法を提案。Wi-Fiサービスの利用状況を分析しやすくするため、システムが出力するログを顧客の業務に活用できる形に加工して提供するなど、顧客の目的にあわせて導入効果の高いWi-Fiサービスを提供する。

 タコベルは、多くのWi-Fiサービスの中から、選定条件に合致する機能を有していたこと、多くのWi-Fiサービス構築実績やノウハウを有していたこと、導入にともなう事前調査やコンサルティングに加えて、アクセスポイントの設置工事、運用・監視から全国約300か所のサービス拠点を活用したサポートサービスに対応できるなどを総合的に評価して、クラウドWi-Fiサービスを採用した。

 タコベルは現在、日本で営業している渋谷道玄坂店、日テレプラザ店、また7月29日に新規オープンしたアクアシティお台場店の3店舗で、同サービスを利用して来店者向けの無料Wi-Fiサービスを提供している。また、Facebookでチェックインした来店者に対し、Facebookの機能により店舗のニュースやクーポンを配布するなど、さらなるサービス向上、来店動機の創出に取り組む予定。

 今後も日立システムズでは、タコベルの事業展開をITの側面からサポートしていくとともに、今回の事例を生かして、多店舗展開する飲食業や小売業を中心にクラウドWi-Fiサービスやネットワークソリューション「NETFORWARD」を拡販し、2018年度末までに累計50社への導入を目指す。

最終更新:8月15日(月)15時18分

BCN