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元慰安婦支援団体、“無言”の抗議 彫像芸で日本に謝罪要求/台湾

中央社フォーカス台湾 8月15日(月)18時48分配信

(台北 15日 中央社)終戦記念日の15日、台湾の元慰安婦を支援する婦女救援基金会は日本の対台湾窓口機関、交流協会台北事務所前で抗議活動を行い、日本政府に対し、慰安婦の事実の承認や被害者への謝罪、賠償などを求めた。

同基金会によると、台湾で存命する元慰安婦は3人。3人は高齢のため抗議活動には参加しなかった。その代わりに基金会に招かれた大道芸人が元慰安婦女性の彫像に扮し、現場に登場。日本政府へ無言で抗議した。また、基金会のメンバーは大道芸人とともに交流協会の代表者に陳情書を手渡した。基金会の康淑華執行長によれば、日本側は陳情書を受け取ったものの、反応や謝罪は無かったという。

康執行長は、いまだに日本政府からの謝罪を得られていないと不満を露わにする。昨年日韓の政府が慰安婦問題について合意を達成したことに触れ、被害者の人権を考えたものではなく、反省を伴わない政治取引だと批判した。

基金会の黄淑玲董事長によると、同団体が設置を計画している慰安婦記念館は12月10日に開館予定。黄董事長は、安倍晋三首相や交流協会の代表者が同館を訪れ、元慰安婦に謝罪とあいさつをしてくれればと願った。

康執行長は、日本政府からの返答が得られない場合は、来年の8月15日も再び交流協会前で抗議活動を行うと語った。

(許秩維/編集:名切千絵)

最終更新:8月15日(月)18時48分

中央社フォーカス台湾