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<U-NEXT・宇野康秀社長>動画配信で工夫するのは「作品との出会い方」

まんたんウェブ 8月15日(月)20時16分配信

 豊富なラインアップを強みに展開するのがU-NEXT(ユーネクスト)だ。定額見放題に加え、新作も視聴できる独自のサービスが支持を集め、順調に加入者数を増やしている。USEN(ユウセン)の無料動画「Gyao(ギャオ)」から動画配信事業に携わってきた宇野康秀社長にビジネスの状況と今後の展望を聞いた。【経済界】

 ◇新作も視聴可能な独自のSVODサービス

 ――まず動画配信ビジネスの競争環境をどう見ていますか。

 宇野 いわゆるビデオオンデマンド(VOD)と言われる、ネットで動画を楽しむサービスは、アメリカで先行し、ほかの国で広がっていましたが、ようやく日本でも遅ればせながら徐々にサービスの知名度が上がってきました。なおかつ市場性が出て、競争参入者も増えてきて、にぎわってきているというタイミングなのかなと思っています。

 ――そうした中で、貴社はどういう取り組みをされているのでしょう。

 宇野 今、当社が力を入れているのは、有料課金型でなおかつSVODというサブスクリプションモデル(加入者ベースのVOD)です。月額の基本料金が固定で見放題というサービスで、日本でも複数の会社がやっています。当社のサービスの違いは、基本はSVODの見放題サービスがベースですが、月額1990円と他社サービスより少し高い金額をいただいています。その理由は、この1990円の中に1000円分のポイントが付いており、この1000円のポイントを利用することで、通常の見放題サービスではなかなか出てこない新作作品を2~3本見られるというパッケージになっています。

 ユーザーから見ると、見放題のサービスはどうしても古い作品に限られてしまう。一方でレンタルビデオ屋に行くと、見られているのは新作作品が圧倒的に多いわけです。つまりユーザーの満足度を高めていくという意味では、新作も見られるサービスのパッケージが支持されているのかなと思っています。

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最終更新:8月15日(月)20時26分

まんたんウェブ