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笠りつ子「やっと勝てた」大地震から4カ月で今季初V 熊本の自宅もう住めない

デイリースポーツ 8月15日(月)6時3分配信

 「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント・最終日」(14日、軽井沢72ゴルフ北コース=パー72)

 首位と1打差の6位から出た笠りつ子(28)=京セラ=が7バーディー、1ボギーのベストスコア66で回り通算13アンダー、逆転で今季初優勝を飾った。昨年3月のアクサレディース以来1年5カ月ぶりのツアー通算4勝目。熊本県菊陽町出身の笠が、大地震から4カ月目の14日に、ついに勝利をつかんだ。2打差の2位は佐伯三貴、3位は韓国勢の李知姫とペ・ヒギョンだった。

 熊本地震の直後、「みなさんが思ってるより熊本の人は強い。負けてないんだから!」と語った笠。それを自ら証明するように、逆転でシーズン初Vを決めた。「今年はすごく調子がいい中で、チャンスはたくさんあったのに悔しい思いばかりしてきた。やっと勝てました」。今季前週まで19試合出場でベスト5が7回。未勝利者ではトップの賞金ランク4位だったが、ついに勝利をつかんだ。

 4月から続いた地震で家族は約2カ月間の駐車場生活を強いられた。おまけに「その後の大雨で私の部屋の屋根は落ちちゃった。もう住めない状態」という。「2世帯住宅の半分に祖父母が住んでるし、新しい家を建てたい」。今季の目標は年間獲得賞金1億円突破。「それには1勝だけじゃ足りない」と、貪欲に話した。

最終更新:8月15日(月)8時23分

デイリースポーツ