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【新日G1】初出場初優勝!ケニー・オメガが史上初の外国人覇者に

東スポWeb 8月15日(月)16時17分配信

 新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」は14日の東京・両国国技館大会で優勝決定戦が行われ、Bブロック1位のケニー・オメガ(32)がAブロック1位の後藤洋央紀(37)を撃破して初出場初優勝。史上初の外国人覇者に輝いた。2008年の初来日から8年、日本プロレス界最高峰のリーグ戦を制してつかんだジャパニーズドリームの裏には、たもとを分かったかつての盟友・飯伏幸太(34=飯伏プロレス研究所)への特別な思いがあった。

 壮絶な死闘に終止符を打ったのは、外国人軍団「バレットクラブ」(BC)リーダーの“系譜”だった。25分過ぎ、後藤のGTR(変型首砕き)を切り返したケニーは、プリンス・デヴィット(現フィン・ベイラー)のブラディサンデー、AJスタイルズのスタイルズクラッシュを発射。最後は片翼の天使(変型ドライバー)で3カウントを奪った。

 G1の歴史に新たな一ページを刻んだ。08年にDDTに初来日してから実に8年。ついにつかんだ栄冠を支えていたのは、遠い異国で出会った唯一無二の盟友への思いだった。決勝の舞台でケニーはシットダウン式ラストライド、フェニックススプラッシュと飯伏の必殺技を繰り出した。ケニーは「自分の全部を出し切った。だから“思い出”で戦った」と明かした。

 14年に新日プロに主戦場を移してBC入りして以降、両者はたもとを分かった。今年2月に飯伏が新日プロを退団したことで、距離はさらに遠くなった。だがケニーは胸の奥深くで、常に飯伏のことを気にかけている。飯伏は現在WWEのクルーザー級クラシックトーナメントに参戦しているが、米国に同行している中澤マイケル(40)は「『もしも飯伏にマイナスになりそうな契約を結ばれそうになったら、お前が守って阻止してあげてくれ』とケニーに頼まれていた」と明かす。

 だからこそこの日、飯伏に伝えたいことがあった。「2つのメッセージをアイツに伝えてほしいんだ。まずは、新日本プロレスが世界で一番の場所だということだ。俺はまだ進化してるし、頑張ってる。そしてもう1つ。今日、ようやく俺はお前を超えた。一人は…さびしいじゃないか。だから、この場所で待っている」

 ケニーの快挙を会場の奥で見守っていたという飯伏は、泣けるメッセージを伝え聞くと「会場で見てて、久々に自分がやっていたころの歓声を思い出しました。自分の中でやり残したことはもちろんあると思ってるので…。でも、今日はとにかくケニーにおめでとうと言いたいです」と祝福のコメントを寄せた。「ゴールデン☆ラヴァーズ」と呼ばれた2人の固い絆は、今でも消えていなかった。

 WWEのオファーを受けたことは一度や二度ではない。それでもケニーは「俺の夢の全ては日本にあるんだ」と言い切る。こよなく日本を愛してきた一人の外国人レスラーのジャパニーズドリームはこの日、ひとまず完結した。しかしこれが終わりではない。次は飯伏との再会というドラマチックな夢を胸に、ケニーは新日本のリングの頂点で戦い続ける。

最終更新:8月15日(月)16時17分

東スポWeb

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