ここから本文です

朴大統領 北朝鮮当局に核開発の中断促す=開放記念日演説で

聯合ニュース 8月15日(月)12時32分配信

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は15日、ソウルで開かれた光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)71周年を祝う式典での演説で、「北の当局に促す」として「核兵器をはじめとする大量破壊兵器の開発と対南(韓国)挑発、威嚇を直ちに中断するよう願う」と述べた。

 朴大統領は「韓国国民と韓国を脅かそうとするいかなる試みも決して成功することはない」としながら、北朝鮮が威嚇すればするほど国際的な孤立と経済難局が深まるだけだと指摘した。

 韓国は基本的な人権と人間らしい暮らしを営む権利を得られない北朝鮮住民の惨状から目をそむけないとした。朴大統領は「北当局の幹部と住民のみなさん」と呼びかけ、「統一はみなさん全員がどんな差別と不利益もなく同等な待遇を受け、各自の力を思い切り伸ばし幸福を追求できる新たな機会を提供する」と強調した。

 また、安全保障問題に関し、政府は北朝鮮の核とミサイルから国と国民を守るために国際社会との協調をさらに強化し必要な措置をすべて取ると述べた。

 米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備決定についても「北の無謀な挑発からわが国民の生命を守るために選択した自衛的な措置だった」と強調。さらに「私は国民の生命がかかったこうした問題は、決して政争の対象になってはならないと思う」と述べた。韓国が朝鮮半島と北東アジアの平和、繁栄の主役だという責任感を持ち、周辺国との関係を能動的、互恵的に導いていく必要があるとした。

 韓日関係については、冷静な現実認識に基づく先取りした、かつ独創的な考え方が必要だとしながら、「歴史を直視する中で未来志向的な関係を新たにつくっていかなければならない」と述べた。

 一方、朴大統領は韓国内部で自らに対する否定的な見方や悲観、不信感などが広がっていると懸念し、「韓国発展の原動力だった挑戦と進取、肯定の精神をよみがえらせなければならない」と訴えた。勇気と自信を持ち、「共に進む」共同体の意識で一緒に努力すれば可能だとした。

 主要な国政課題に関しては、「新産業の創出と労働改革、教育改革を成し遂げることが重要だ」と強調した。

最終更新:8月15日(月)19時44分

聯合ニュース