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【陸上】3大会連続で惨敗の女子マラソン 改革の必要性は?

東スポWeb 8月15日(月)16時43分配信

 陸上の女子マラソン(14日=日本時間15日)でメダル獲得も期待されていた福士加代子(34=ワコール)は日本人トップの14位、2時間29分53秒でゴールした。田中智美(28=第一生命)は2時間31分12秒の19位、伊藤舞(32=大塚製薬)は2時間37分37秒で46位だった。日本勢はメダルどころか、3大会連続の入賞者なしに終わった。

 日本人の中では最後まで先頭集団に食らいついていた福士も20キロ過ぎに脱落。「取れなかったよ、金メダル。取りたかった~。しんどかったなあ」。右足のケガで6月の「函館マラソン」(ハーフ)を欠場するなど調整に苦しんだが「ベストコンディション」と強調。ワコールの永山忠幸監督(56)も「結果がすべて。過程は関係ない」と多くは語らなかった。

 金メダルには遠く及ばない結果にも、福士は「五輪のマラソンはいいよね、きついけど。人生で一番頑張った。特別な時間を過ごせました」とレース後はいつも通りの笑顔を見せた。その上で「もうヤメ。1個も走らへん」とマラソン撤退の意向をほのめかした。

 女子マラソンでは、有森裕子が1992年バルセロナで銀、96年アトランタで銅メダルを獲得。2000年シドニーでは高橋尚子、04年アテネの野口みずきと2回大会連続で金メダルを手にしているが、それ以降は3大会続けて入賞すらなし。惨敗を繰り返している。

 田中を指導する第一生命の山下佐知子監督(51)は「タフさが足りない。調子いいと思って出して、このザマだったので何か考えないといけない」。猛暑を想定した環境の選考レースや練習を行うなど、日本陸連を含めた改革の必要性を口にした。

最終更新:8月15日(月)16時43分

東スポWeb