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リオ五輪“ゆず指名”もメダル続々

東スポWeb 8月15日(月)18時11分配信

【デスク発ウラ話】マツコ推しの羽根田卓也(カヌー・スラローム男子カナディアンシングル3位)、ベイカー茉秋(柔道男子90キロ級優勝)と連日のメダル獲得で話題になったリオ五輪。ベイカーと言えば7月3日の日本選手団壮行会で、人気デュオ「ゆず」の北川悠仁にご指名で壇上に引っ張り上げられた1人だった。

 壮行会は東京・代々木第2体育館で開かれた選手団結団式に引き続いて隣の第1体育館で行われ、ゆずの北川と岩沢厚治らがゲスト出演。アテネ五輪の体操男子団体決勝での実況放送でおなじみの「栄光の架橋」を歌った後のトークで、「2人だけじゃ寂しいので、みなさんを無理やりステージに上げちゃおう」と言い放った北川が「まずはこの人、吉田さん」と選手団主将でレスリングの金メダリスト吉田沙保里を壇上に上げ、「そして内村さん、久しぶり!」と体操のエース内村航平も導いた。

 なおも「加藤くん、三宅さん、ベイカーさん、出て来い、出て来い」と畳み掛けた北川はさらに「すいません、尊敬してます」と柔道の世界的レジェンドで選手団副団長の山下泰裕氏にも遠慮なく声をかけ、最終的にはほどんど全員が壇上に集合後、2曲目「夏色」が歌われた。

 北川が名指しした内村は自身初の団体Vと個人総合連覇の2冠に輝き、加藤凌平も団体戦メンバーとして2度目の五輪で初めての金メダルを手にした。重量挙げ女子48キロ級の三宅宏実は2大会連続の表彰台となる銅メダル。東海大生のベイカーは昨年の世界選手権3位を上回る金メダルで衝撃を与えた。そして柔道男子は前回「金ゼロ」の汚名を返上する全員メダルの快挙を成し遂げ、女子と合わせて史上最多12個のメダル獲得に山下氏は「日本柔道完全復活」を口にした。

 つまり、これから競技を迎える吉田は別として、北川が名前を挙げた選手・役員にはみな「栄光」が訪れたことになる。多くがビッグネームでメダル獲得は当然かもしれないが、体操の男子団体戦も内村の男子個人総合とも厳しい戦いだった。三宅も前回銀メダリストとはいえ、腰痛を抱え、開幕直前まで深刻な状況が伝えられた。ベイカーも大本命ではなかった。そして山下氏が全日本連盟の強化委員長を務める柔道も、これほどの復活ぶりは事前に予想されなかった。

 マツコ推し以上に強力な“ゆず指名”。吉田の女子未踏の4連覇に追い風か。

最終更新:8月15日(月)18時15分

東スポWeb