ここから本文です

【関屋記念】2度目の重賞制覇ヤングマンパワー「新マイル王」襲名まであるか

東スポWeb 8月15日(月)21時47分配信

 14日、新潟競馬場で行われたサマーマイルシリーズ第2弾・GIII関屋記念(芝外1600メートル)は、ヤングマンパワー(牡4・手塚)が2度目の重賞制覇を飾った。3歳2月のGIIIアーリントンC以降、勝ち星から遠ざかっていたが、戸崎圭にスイッチしてから華麗なる連勝劇。この再進撃のきっかけとは? レースを振り返るとともに同馬の可能性を探る。

「今週も戸崎圭だよ」

 レース終了後、報道陣の間から何度も発せられたつぶやき。確かにそうだ。札幌に遠征したGIIIアイビスSDを除けば、7月以降はGIIIラジオNIKKEI賞を皮切りにGIII七夕賞→GIIIレパードS→GIII関屋記念と東の主場エリアでは4連続の重賞V。人気馬(実力馬)に騎乗しているからこその快挙だが、今回のヤングマンパワーは3番人気。決して馬だけに恵まれたものではない。

「もともと競馬が上手ですから。ある程度の位置で運びたいと思っていたし、いいスタートも切れました。途中から来られる誤算はありましたけど、すぐに我慢が利きましたし、いい感じで4コーナーを回れました」(戸崎圭)

 何度か先頭の馬が入れ替わった向正面。ピークトラムが勢いよく飛び出したが、ロサギガンティアが先手を主張。ここでペースが落ち着くと思いきや、外からレッドアリオンが奇襲を仕掛ける。そんな乱ペースに惑わされることなく、至ってリズムよく走れたのが戸崎圭のヤングマンパワー。2着ダノンリバティとの差はクビだが、直線半ばから余裕を持って追い出した戸崎圭にとって、何もかもが想定通りだったのではないか?

 もっとも、鞍上の指示に完璧に応えた馬も立派だ。「首の高かった走法がだいぶ改善されてきたし、ジリ脚も解消してきた。サッと好位を取れるセンスがあるし、接戦にも強い。これなら秋はGIマイルCS(11月20日=京都芝外1600メートル)を目指していけるだろう」と急激な成長、隙のないレースぶりに大舞台への自信を深めたのが手塚調教師。サマーマイルシリーズ(全3戦で9・11京成杯AHが最終戦)制覇の権利を手にしたにもかかわらず、この後は放牧で充電し、GIII富士S(10月22日=東京芝1600メートル)から始動する予定だ。

 走破時計の1分31秒8は、近年では2012年ドナウブルーの1分31秒5(レコード)に次ぐ速い時計。「着差以上に強かった」と感じたのは手塚調教師だけではないだろうが、この名手には優良なパートナーが複数控えている。「戸崎圭に気に入ってもらって、これからも乗り続けてもらえるようにもっともっと力をつけていきたい」

 そんな同師の願望が現実となるには、秋初戦で再度の“完璧走”が至上命令となりそうだ。

最終更新:8月15日(月)22時45分

東スポWeb

スポーツナビ 競馬情報

重賞ピックアップ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]