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『フェアリーテイル』真島ヒロやフランス「宇宙の果てのバー」が我々に伝えるもの--マンガ家がロックスターになる、Japan Expo

SENSORS 8月15日(月)12時15分配信

今年のJapan Expoには、週刊少年マガジンで連載中の『フェアリーテイル』の作者・真島ヒロが公式ゲストとして招聘された。同作品は2015年のフランスのマンガ市場で総売り上げ第2位の大ヒットとなり、連載10周年の特別な年をフランスのファンと過ごしたいという真島の思いから、今回の参加が実現した。

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真島とファンの思いが重なり最高潮を迎えたのは、2回のイベントだった。聴衆の前で作画するライブドローイングとフランス人マンガ家レノ・ルメールとのドローイングバトル。そのドローイングバトルの終盤、ファンの大歓声を受けて真島がステージの端へ歩き出すと、それまで着席していたファンが一斉にステージに押し寄せ次々に握手を求めた。いつもはマンガを描くその手が熱狂の渦を作り出す。それはマンガ家が「ロックスター」になった瞬間だった。

■作家が感じる日本とフランスのマンガファンの違い-真島ヒロ マンガ家

ー今回2回目のJapan Expo訪問でしたが、日本とフランスのファンでここが違うな、と感じるものはありますか?

真島:大きな違いはないと思います。
ただヨーロッパのファンの方が熱狂的ではありますよね。ライブステージでファンの方たちとハイタッチしたり、ちょっとロックスターになった気分でした。

ーライブドローイングというイベントがこちらでは人気だと聞きました。海外のファンは制作の過程に強い興味を持っているのでしょうか?

真島:海外ではメジャーなイベントで、キャラクターが描き上がる瞬間を見たいと思ってくれているのかな、と思っています。
変なキャラクターを描いて「偽者だろ!」なんて疑われても嫌だから緊張するんですけど、描いてる方はすごく楽しいですし、見てる方も非常に喜んでくれますね。

ーファンの強い興味は特に絵に対して集中するのでしょうか?

真島:ストーリーについてもだいぶ熱く語ってくれますよ。
あのシーンはなんでああいう風にしたんだとか、このキャラが好きだから何とかもっと活躍させてほしいとか、そういう要望が来ますね。本当に続きを楽しみにしてくれているのを感じます。日本では面と向かって言ってくる人は少ないですが、こちらのファンは直接聞いてきますね。

一人一人はシャイな人が多いところは日本と同じですが、集まると盛り上がり方が日本とは違うなと思います。こちらに来て非常に刺激的な毎日を送っています。

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最終更新:8月15日(月)12時15分

SENSORS