ここから本文です

中国・宝鋼の鋼板類国内販価/9月、1500~2200円値上げ/電磁鋼板据え置き

鉄鋼新聞 8月15日(月)6時0分配信

中国・宝山鋼鉄はこのほど、主要鋼板類の9月国内販売価格を取引先に通知した。電磁鋼板は方向性・無方向性ともに据え置いたが、熱延・冷延鋼板、厚板などほぼ全品種を100元(約1500円)値上げした。
ほぼ全品種にわたる値上げは6月以来3カ月ぶり。値上げの背景について「需要は決して上向いていないが、各地で減産が強制された結果、需給がある程度バランスしたのではないか」(関係筋)などの声が聞かれる。
宝山はこのほか、熱延鋼板、自動車向けの溶融亜鉛めっきと電気亜鉛めっき鋼板、厚板の4品種における大量受注などに対する優遇措置(値引き、数量ディスカウント)についても50元(約770円)値上げ。これにより、実質的にこの4品種は150元(約2300円)の値上げとなる。
7月には唐山大地震の40周年記念行事が開催された河北省唐山市で生産制限が実施されたほか、浙江省杭州市では9月4~5日に開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合の大気汚染対策として生産制限が実施される。これらは製鉄所が集中している地域であり、「需給への影響は大きい」(中国メーカー関係筋)という。

最終更新:8月15日(月)6時0分

鉄鋼新聞