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単なる高級車ではないベントレーの神髄、新型ミュルザンヌ試乗レポート

オートックワン 8月15日(月)16時50分配信

ベントレーの神髄

コンチネンタルGTシリーズがイメージリーダーとなるベントレー。2004年登場以来の爆発的なヒットで、ベントレーブランドの顔となったのは間違いない。昨今ではさらに進化を遂げ、パワーアップが行われるとともに、そのデザインをまとったレース用マシンがGTアジアなどで輝かしいレース実績を重ねている。

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そんなベントレーの神髄と言えばこちら、『ミュルザンヌ』となる。2009年のリリース以来、このブランドのフラッグシップとしてトップエンドに君臨する。

このクルマがスペシャルなのは一目瞭然だ。

スクエアなフォルムはまさにベントレーが戦後ラインナップしてきた進化版で、新提案の「コンチネンタルGT」系とは異なる。それに生産の組み立てラインはコンチネンタルGTシリーズ(コンバーチブルやセダン混在)とは別だし、オプションの豊富さも際立つ。

またベントレー所縁の地、サルトサーキットのミュルザンヌストレートを由来とするネーミングや、戦前のヘリテージを感じる6.75リッターという排気量、それとV8エンジンというのもそうだ。とにかく、ファンがワクワクする要因がてんこ盛りである。今日では「ベントレー=12気筒」という図式も否定できないが、歴史的にはV8の印象は強い。

インテリジェンスとユニークさが感じられるデザイン

前置きが長くなったが、そんなミュルザンヌがモデルチェンジした。

フロントまわりを意匠変更し、雰囲気を変える。80mmワイドになったグリルとワンピース成形されるバンパー、ラジエターシェル、ボンネットがまずは目に入る。シームレスなボディ構造を目指し、走りをよりよいものとする。

ヘッドライトも新しい。ジュエリーのようなデザインはオールLEDで構成される。しかも、これはアダプタブルヘッドライトと呼ばれる自動調整機能付きで、速度によって照射距離を勝手に変えてくれる。ベースとなるのは4つのモードで、街中/郊外/高速道路/ハイビームをセットしておけば、あとは自動で適応してくれるということだ。

ボディ全体にベントレーを意味する“B”のデザインを各所に取り入れているのも新しい。バンパー下、フロントフェンダー、リアテールランプにそれが見られる。どこかインテリジェンスとともに彼らのユニークさを感じる。

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最終更新:8月15日(月)16時50分

オートックワン