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親と子の住居は徒歩30分以内がベスト 「近すぎず」、「遠すぎず」のご近所家族が介護にもちょうど良い

マネーの達人 8/15(月) 5:18配信

来年度から介護離職への対策が進みそうですが、「介護をしていることを会社や上司に説明して直ぐに休ませてもらえるのか?」 期待と不安で心が揺れ動いている人は少なくないと思います。

「夫婦共稼ぎ世帯」は今や定番のライフスタイルですが、仕事を切り上げて介護をする時間を作ると、家計の収入が減りかねず介護を担うのも至難の業といえます。

仕事と介護を両立するためには制度ができたとしても、職場と家族の協力が必要不可欠なのです。今回は、介護がしやすい暮らし方について考えていきます。

親とは疎遠状態 住まい環境改善で家族関係をはぐくむ

就業規則は大幅に緩和され、職場の理解度は増す可能性はありますが、親と子の距離感を埋めていくのは意外と難しいものです。

親元から離れて一人暮らしが長いケースでは、気が付いた時には「他人行儀」になってしまっていたということも…。

離れて暮らすと仕方がないことなのかもしれません。疎遠状態の方は、まずは互いの暮らしが分かるぐらいの生活圏に居住することをご提案いたします。

別々のライフスタイルを歩んでいた「親世帯」と「子世帯」が互いに尊重するには、近づ離れずの距離感を保つのもひとつの方法です。

暮らす距離感を近づけるだけで安心感がうまれる

居住地が遠すぎると必然的に疎遠なる傾向が強く現れる場合があります。実は距離が無意識的に疎遠を招いてしまっているのです。

いろいろ調べていくと、親世代と子世代のプライバシーを確保するには「2.4キロメートル程度」離れて暮らすほうがちょうどよい距離感という方が多いことが分かりました。

国土交通省の調査でも、親子世帯が別々に暮らす近居の定義として「日常的に往来できる範囲に居住を目指すもの」とあります。

同居には抵抗感が強い方でも、居住場所を歩み寄ることは、それほどハードルが高い問題ではないように思います。親と子の程よい距離感は、心の安定感とリンクしています。

災害時や緊急時に双方の安否が確認できるのも「近居」のいいところです。安心感を得るには、お互いの住まいが離れ過ぎないことが大切なのです。

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最終更新:8/15(月) 5:35

マネーの達人