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熱戦続く甲子園 嘉手納から目が離せない3つの理由

沖縄タイムス 8月15日(月)19時0分配信

 リオ五輪も盛り上がっていますが、熱戦が続く甲子園からも目が離せません。沖縄県代表の嘉手納は、16日の第1試合でベスト8をかけて高知県代表の明徳義塾と対戦します。沖縄ではちょうど旧盆の真っ最中。ご先祖様に嘉手納の勝利を祈りながら、試合を楽しく見るための3つのポイントを紹介します。(沖縄タイムス+プラス編集部)

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【その1】まわる!まわる!嘉手納ロータリー打線

 嘉手納の持ち味は何といっても、切れ目のない集中打。一度火が付くと止められません。沖縄県大会決勝では、それが威力を発揮しました。2点を先制された一回裏、打者一巡11人の猛攻で6点を奪い甲子園出場を決めました。(嘉手納が夏初V、甲子園へ)

 そこで本紙が名付けたのが「嘉手納ロータリー打線」。嘉手納の「打ちつなぐ」スタイルと、沖縄県民なら誰もが知る地元嘉手納町のロータリー交差点をかけたものです。県大会決勝翌日の新聞では「初回一巡『ロータリー打線』」という見出しが紙面を飾りました。(嘉手納、激戦区勝ち抜き勢い)

 甲子園2回戦の前橋育英(群馬)との初戦でも、七回表に打者12人で長短9安打を集め一挙8得点。逆転で春夏通じて甲子園初勝利を挙げました。3回戦の明徳義塾戦でも、自慢のロータリー打線が火を吹くのか、注目です。(「打ちつなぐ野球」本領発揮)

【その2】文武両道、スルメのように味のある野球

 「教頭がスルメをひとつ買っていた」。甲子園が始まる1カ月前、ある高校生が詠んだ句が話題を集めました。作者は嘉手納高校3年生の古謝巧真君(17)。「伊藤園おーいお茶新俳句大賞」で応募総数75万9486句から大賞に選ばれました。7月下旬から「おーいお茶」のパッケージに掲載されているので、見た方もいるのではないでしょうか。(おーいお茶に沖縄の高校生の句)

 実はこの句の作者、古謝君は野球部のレギュラー。6番ショートとして甲子園に出場しています。初戦の前橋育英戦では2安打の活躍。守備でもピンチを救う中継プレーで魅せました。「スルメみたいにじわりじわり味わいが出てくる野球をしてほしい」。地元の期待も高まっています。(話題の句、作者は甲子園球児だった! )

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最終更新:8月16日(火)14時0分

沖縄タイムス