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投打に活躍見せる日ハム・大谷 前代未聞の規定未満でMVPも?

ベースボールキング 8/15(月) 12:30配信

打者・大谷は規定打席未満もリーグ屈指の成績

 パ・リーグの優勝争いが熱い。14日の試合で2位日本ハムが楽天に逆転勝利、首位ソフトバンクは延長の末、ロッテにまさかのサヨナラ負けを喫した。その結果、最大11.5ゲームあった両チームの差は2ゲームにまで縮まった。

 日本ハムをけん引するのが先月22歳になったばかりの大谷翔平だ。14日の楽天戦で、3番指名打者で出場。6回に値千金の逆転2ランを放ち、チームに勝利を手繰り寄せた。打者としてここまで71試合に出場し、17本塁打を放っているが、これは中田翔と並びチーム2位タイ。さらに規定打席には到達していないものの、打率.341、出塁率.451、長打率.654はいずれもリーグ1位に匹敵する数字である。

投手は7月24日のオリックス戦を最後に登板なし

 投手としては、7月24日の救援登板を最後にマウンドに登っていないが、ここまで17試合に登板し、8勝4敗。防御率はリーグ2位の2.02、奪三振も同2位の140個をマークしている。もし日本ハムが逆転優勝を果たせば、当然大谷がリーグMVPの最有力候補となるだろう。

 チーム内では有原航平以外に有力となり得る選手は他に見当たらず、その有原もMVP獲得にはあと5勝は欲しいところ(現在10勝)。大谷が2ケタ勝利をクリアし、打者としても大きく数字を落とさなければ、文句なしのMVPに選出されるだろう。(もちろんチームの優勝が前提である)

 その10勝に届くかどうかだが、一部報道では21日のソフトバンク戦でのマウンド復帰を目指しているという。しかし状態次第では復帰がずれ込む可能性もあるだろう。もしそうなれば打者としてだけでなく、投手としても規定投球回数に満たない恐れも出てくる。

投打で規定に到達しなかったMVPは…

 投打で規定に到達しなかった場合でもMVPは獲得できるのだろうか。過去には1998年の佐々木主浩(横浜)や2011年の浅尾拓也(中日)が規定投球回数未満でMVPに輝いたが、それぞれ救援投手としてフル稼働したため。当然今年の大谷とは事情が違う。打者ではもちろん規定打席未満でMVPに輝いた選手はいない。

 投手か打者どちらか単独の成績ならMVP獲得は難しいと言わざるを得ないが、“二刀流”としてチームへの貢献度はリーグ屈指。しかしまずは、しっかり先発として復活を果たし、最低2ケタ勝利、打者としても25本塁打超えを期待したい。

 そうすればおのずと自身初のリーグ優勝、そして日本一へとつながっていくはずだ。

文=八木遊(やぎ・ゆう)

BASEBALL KING

最終更新:8/15(月) 12:30

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