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英EU離脱の時期、2019年遅くまでずれ込みか-サンデー・タイムズ紙

Bloomberg 8月15日(月)7時7分配信

英国の欧州連合(EU)離脱の時期は、2019年遅くまでずれ込む可能性がある。離脱交渉を担当するために新設された2省の準備が整うまで、予想されていたよりも時間がかかる見通しであるためだ。

デービスEU離脱担当相とフォックス国際貿易相は、まだスタッフの採用を続けている段階にあるため、メイ首相がEUの基本条約(リスボン条約)50条に基づいて離脱の意思を正式に通告するのは、17年の遅い時期になる見通しだと、英サンデー・タイムズ紙が事情に詳しい複数の関係者からの情報を引用して伝えた。別の英日曜紙、サンデー・テレグラフによれば、政策権限をめぐってフォックス国際貿易相とジョンソン外相の間で緊張が高まっているという。

メイ首相は17年の早い時期に通告を行い、EU離脱に向けた正式な手続きに入ると予想されていた。

サンデー・タイムズによると、デービスEU離脱担当相がこれまでに採用できたのは、必要とされるスタッフ250人の半分に満たない。フォックス国際貿易相は1000人の通商政策専門スタッフを必要としているが、これまでに採用したのは100人を下回る。このため来年のフランスとドイツの選挙前に両省の準備が整う可能性は小さいという。

原題:Brexit May Be Delayed Until Late 2019, Sunday Times Says (1)(抜粋)

Svenja O'Donnell

最終更新:8月15日(月)7時7分

Bloomberg