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ヘッジファンド、ポンド弱気度が過去最大-英EU離脱選択で悲観

Bloomberg 8月15日(月)10時28分配信

今週の英経済統計発表を前に、ヘッジファンドがポンドに対してこれまでで最も弱気なポジションをとっている。欧州連合(EU)離脱を選択した6月23日の国民投票の影響が統計で示されるもようだ。

7月のインフレ率と小売売上高、失業保険申請の週内発表を前に、ポンドは15日、対ドルで1カ月ぶり安値をつけた。国民投票の結果が明らかになった6月24日にポンドは過去最悪のパフォーマンスを演じたが、今月はイングランド銀行(英中央銀行)が利下げや追加刺激を決定したことで、下げ幅を広げている。

ロンドン時間15日午前6時51分までに、ポンドは7月11日以来の安値となる1.2901ドルまで下げた。同時刻現在は1.2929ドル。英国民投票後の7月6日には約30年ぶり安値の1.2798ドルに達した。年初来下落率は12%と、31の主要通貨の中で最悪。

IGのマーケット・アナリストのアンガス・ニコルソン氏は「ポンドは心理的およびテクニカル的に重要な一部のサポート水準を突き抜けてしまった」と述べ、「英経済が自律的リセッション(景気後退)に向かっているとのさらなる証拠が予想通り出てくれば、英中銀による追加緩和以外のシナリオを思い描くのは難しい」とつけ加えた。米商品先物取引委員会(CFTC)によれば、ヘッジファンド含む大口投機家のポンドの売り越しは9日までの1週間で9万82枚に増え、1992年にさかのぼるデータで最高に達した。

原題:Hedge Funds Make Record Bearish Pound Bets on Brexit Pessimism(抜粋)

第3、4段落でポンド水準を更新し、新たなコメントを加えます.

Kevin Buckland, Narayanan Somasundaram

最終更新:8月15日(月)15時24分

Bloomberg