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【個別銘柄】決算低調なシチズンHや北越紀州紙安い、ソフバンク高い

Bloomberg 8月15日(月)11時43分配信

15日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は以下の通り。

シチズンホールディングス(7762):前営業日比8.8%安の510円。4-6月期営業利益は前年同期比28%減の46億300万円と12日に発表。為替の円高や時計事業の環境悪化を受け、2017年3月期営業利益計画を285億円から前期比29%減の215億円に下方修正した。クレディ・スイス証券では4-6月期営業利益が同証予想を下回りネガティブと指摘、ムーブメントの調整完了など時計事業の改善の確度が高まるまでは期待が上がりにくいとした。

北越紀州製紙(3865):9%安の692円。4-6月期営業利益は前年同期比2.8倍の35億7600万円と12日に発表。SMBC日興証券では、買収したカナダのパルプ会社の連結寄与効果が大きく、大幅営業増益となったものの、会社計画比では印刷用紙の販売価格下落や紀州工場の操業トラブルなどを主因にやや下振れペースと分析、決算の印象はネガティブとした。

ソフトバンクグループ(9984):7.1%高の6804円。一時6848円と15年11月10日以来の日中高値を付けた。出資する中国の電子商取引最大手、アリババ・グループ・ホールディングの株価が12日の米国市場で7.1%上昇したことを受けた。アリババの4-6月期売上高は前年同期比59%増。音楽や動画といった娯楽関連のストリーミング配信やクラウド・コンピューティング事業が好調だった。

東芝(6502):6.3%高の291.1円。野村証券は12日付で目標株価を250円から280円に引き上げた。12日午後2時発表の第1四半期決算を受け、大胆な構造改革の実施とカンパニー別自主自律経営の強化をポジティブに評価。 セグメント情報の大幅拡充や、訴訟問題など市場の懸念材料について追加説明をするなど市場との対話も着実に改善していると分析した。同証では17年3月期営業利益予想を1300億円から1800億円に上方修正、会社側が据え置いた1200億円を上回るとみている。

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最終更新:8月15日(月)15時17分

Bloomberg