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シンガポール人、雇用と収入への不安強まる-信頼感が09年以来の低さ

Bloomberg 8月15日(月)13時30分配信

シンガポール人は自国経済に対しこの7年間で最も悲観的だ。生活の質や収入、雇用の安定への不安を強めている。

マスターカードの11日の発表によると、同社がまとめた今年1-6月(上期)の消費者信頼感指数は33.6と、前期の44.3から低下した。これは国内総生産(GDP)が4四半期連続で減少した2009年6月以来の低い水準だ。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のエコノミスト、ウェイウェン・ウン氏は「消費者信頼感の低下は消費者がこの先も、当然ながら慎重姿勢を維持することを示唆する。海外での弱さが国内の経済活動に波及するリスクが現実のものとなれば、引き続き雇用市場の足かせとなり、成長とインフレ見通しの両方を悪化させる」と解説した。

ブルームバーグが集計したエコノミスト予想によると、今年の経済成長率は1.8%と、09年以来の低水準になる見込み。この約20年間、消費者信頼感指数は前年比でのGDP伸び率にほぼ連動する動きとなっている。

調査は6月から7月にかけて実施し、経済や雇用、定期収入、株式市場、生活の質に関する6カ月間の見通しについて質問した。

原題:Singaporeans, Worried Over Jobs and Pay, Are Glummest Since 2009(抜粋)

Masaki Kondo, Yumi Teso

最終更新:8月15日(月)13時30分

Bloomberg