ここから本文です

ロンドン住宅価格、8月は夏季の値下げで下落-買い手呼び込み狙う

Bloomberg 8月15日(月)16時12分配信

英ロンドンの不動産市場では夏季の値下げにもかかわらず、8月に入り物件売却にかかる日数が増えている。6月の英国民投票で欧州連合(EU)離脱が選択されたことに伴う不透明感が広がる中で、ホリデーシーズンの影響が重なったことが背景にある。

英住宅不動産ウェブサイト、ライトムーブが15日公表したリポートによると、ロンドンの住宅物件が市場で成約を待つ日数は、国民投票実施前の5月と比べ5営業日多い。インナー・ロンドンの8月の住宅売却希望価格は平均78万4494ポンド(約1億円)と、前月から3.6%下落した。買い手を呼び込むために住宅所有者が値下げに動いた。ロンドン全体では前年同月比2.1%上昇したものの、国内の他の地域と比較しても低い伸びにとどまった。

ライトムーブのディレクター、マイルズ・シップサイド氏は「より高額な物件の所有者は売却よりも休暇を優先する傾向があり、毎年この時期に最も高い特別区の平均価格に若干の異変が生じる」と指摘した。

英国全体の8月の住宅売却希望価格は前月比1.2%下落と、夏季としては過去6年間の平均にほぼ沿った下げとなったが、前年同期比では4.1%上昇した。

原題:Londoners Cut House Prices to Lure Buyers in Slowing Market(抜粋)

Thomas Seal

最終更新:8月15日(月)16時12分

Bloomberg